広州 ☆ Hopeful Life

2012年8月から2017年3月までの広州生活の記録です。 子どもの写真付はカテゴリーから

葱油餅とコーラ手羽

2014-11-30 23:09:22 | 広州の食卓
再び料理ネタ(*^^*)
邵(シャオ)ママの料理教室で教わった料理を家でも作ってみました。

個人で中国語の先生をしている邵先生のお母さんが料理上手で、邵ママの中国家庭料理の料理教室に昨年何回か通ってました。
今年の春にママが故郷のハルビンに帰ることになって料理教室が無くなったんだけど、7ヶ月ぶりに広州に戻って来てくれたので料理教室が復活!\(^o^)/

葱油饼(ツォンヨウビン)は美味しんぼにも出てきた料理で、子どもの頃からおいしそう~!とずっと気になってて、広州に来て市場の東北餃子のお店や街中で売ってるのを実際に食べてみたら、やっぱりおいしかった!(^^) ここはぜひとも東北出身のママに教わりたくて。
あとは、家でも作りやすくて子どもにも喜ばれそうな可乐鸡翅(コーラ手羽)をリクエスト。
どちらもとっても美味しかった~!


料理上手なママは水や調味料を目分量で入れるし、もらえるレシピにも分量がないからそこはちょっと難しい。

葱油饼の生地は餃子の生地よりは柔らか目なんだそうだけど、今回お湯を多く入れすぎちゃってちょっと失敗。綿棒で伸ばした時に生地が破れて中のネギが出てきちゃった しかも、ネギ好きだからって、これは多すぎた~

でも、焼き上がりはちゃんとパイみたいな層が出きてたし、味は悪くなくて子ども達もおいし~い!とパクパク食べてたからよかったよかった。

コーラ手羽(なんだけど、ママと同じくペプシで作りました(^皿^))はとってもおいしくできて、子ども達にも大好評(*^v^*)
手羽だけじゃなくて鶏モモでもおいしそうだし、ぜひともまた作りたいと思います。

葱油饼はおいしく作れるようになるまで、絶対リベンジするぞ~!
一緒に作りたがった妹が、層にするための大事なポイントの、巻いた生地を「ひねりながらつぶす」作業が意外にも上手だったので、ぜひまた手伝ってもらって二人で極めたいと思います(^0^)/

覇王花の漢方スープ

2014-11-29 23:32:32 | 広州の食卓
11月の終わり、もう12月だってのに半袖の広州です。特にここ数日は蒸し暑くなってクーラー入れちゃうくらい。
去年も「12月なのに半袖だ~」なんて言ってた記憶があるのでこの暑さは珍しくないことなんだろうけど、今年は11月の初旬に寒波がきて一度冬になってからの暑さなので体調崩さないか心配な時期。

そんなこともあるけど、何より気に入った食材に出会ったこともあって、体にいい広東・漢方スープを作ってみました。

去年の6月くらいから日本人向けのクリニックでやっている漢方スープ教室に隔週で参加していて、最初の頃は何度か教わったスープを作ってみていたけど、子ども達に「変な匂いがする」とか「味がない」とか言われ、結局1人で消費することが続いて心が折れ、新しい食材との出会いを楽しみに通うだけになってました。

初秋に飲むとよくて、夏の暑さをとり、皮膚やリンパの炎症を抑えてくれるスープ「覇王花眉豆花生排骨汤」(覇王花とメイドウと落花生とスペアリブのスープ)の中の覇王花がとろりとした食感ですごくおいしくて、これなら子どもらが飲んでくれなくても自分が食べたいからいいや!と思って作ってみました(*^皿^*)

覇王花は初めて聞いて見たけど、イオンやヴァンガードなどのスーパーの乾物コーナーで普通に売ってました。特にこの時期は多く出ているのかな?


スペアリブはアイさんおすすめの壱号土猪で。お店のお兄ちゃん、袋に逆に入れちゃったね
アイさんのアドバイス通り「请砍大块」って言って、大き目に切ってもらいました。そうすると骨の周りのお肉もしっかり楽しめます。
沸騰したお湯で1分くらい茹でてから水で洗って汚れを落とすのが、澄んだスープにするコツなんだそう。

覇王花もお湯で洗って、濁りがなくなるまで何度か洗いました。
実はこのスープを作るのは2回目で、最初はちょっとしか洗わなかったからか花粉?が残って、スープがかなり濁っちゃいました(´Д` )

材料は他に、メイドウと呼ばれるいんげん豆の種類の眉豆と、落花生。
あとは棗の砂糖漬けの蜜枣。
さらに料理酒と塩。以上。

1時間ことこと煮込んだスープは1回目に作った時よりはきれいにできたけど、8歳の時から約50年作り続けているアイさんのスープには到底かなわないなぁ。まぁ、当ったり前だよね。写真右下がアイさんのスープ。

味はそんなに違わないのができで、子ども達も「このスープなら飲める」「おいしい!(肉が)」と気に入った様子でよかった!とは言っても、2日続くとそれは嫌みたい(^^;;

先日のアイさんのお言葉「始めはうまくスープを作れなくても、体にいいから作って飲んでみて。そのうちに上手になるから。」
材料が手に入る広州にいる間は、子どもらにあんまりうけなくても(たまには)スープ作りにも挑戦してみようかと思います

おまけで、1年中花が咲いていることから花城とも呼ばれている広州。この時期に満開になる花も。
金木犀も年に数回咲いて、最近また香っています。

来週からはまた寒波がやってきて寒くなるとも聞きました。今度は本格的な冬に突入かな。
寒い時は底冷えしてめちゃめちゃ寒い広州なので、もう少しあったかい日々が続いてくれないかな~なんて思ってるところです(^皿^)

沙面で陶然軒と特別なスタバ

2014-11-19 15:51:11 | ローカル探索・B級グルメ
随分経っちゃったけど、遡ってアップ

マンションのお友達と一緒に、沙面(シャーメェン)という所に行ってきました。
沙面は、アヘン戦争の敗戦でイギリスとフランスに租界として占領された所だそうで、珠江に面した土地に運河を作って人工島にしたのだそう。
地下鉄1号線 黄沙駅D出口を出て歩道橋を渡ると橋が。



その橋を渡ると、島の中はヨーロッパ風の建物が建ち並び、街灯や彫刻、花壇なども西洋風で、緑地も多くて、中国ではない雰囲気。



モデルさんや、結婚写真の撮影をしている人達もいっぱいいました(*^^*)

沙面内を散策した後は、陶然轩というお店で飲茶ランチ。
もとはお茶屋さん?お茶やワインも売ってるみたいでした。
10人だったのでお茶代1人2元プラスで上の階の個室に案内してもらえました。





料理は美味しい物が多かったです!
特に、メニューにはなかったけど以前に行った方がブログに書いてた「龙虾汤贵妃泡饭」(伊勢海老のおこげスープ)があるか聞いたら作ってくれて、とっても美味しかった~!(≧∇≦)
焼き餃子も焼きなのにスープが入っててジューシーだったし、写真にはないけどエビとビーフンの炒め物も美味しかった!
咸水角(揚げ餅の中に春巻の具が入ってるようなの)と小籠包は広州の飲茶の中でもレベル高いと思ったけど、エビの腸粉と炒面はちょっとイマイチ

その後、沙面内のスタバへ。
移動途中には、ザ中国土産!なお土産屋さんが並んでいる所や、ホテルも。広州にはあまり観光地がないと思ってたけど、ここはしっかり観光地なのね~。



沙面のスタバは、広州ではここだけ、中国でも数店舗しかない、ブラックエプロンのマイスターが数人常在するお店なんだとか。
さらに、これまた数店舗しかない、特別なコーヒー豆のコーヒーを淹れてくれるお店なんだそう。


お友達が特別豆の中のパナマを注文したら、目の前で挽いて淹れてくれたんだって。
やっぱり香りが全然違ったそうだし、カップも他のと違~う!



沙面はマカオまで行かずとも、広州にいながらヨーロッパを感じられて、たくさんの緑に囲まれて気分転換できる素敵な場所でした。
公園もあったので、今度はぜひ家族でも行ってみたいです

白灼菜心 飲茶の定番野菜

2014-11-18 09:09:36 | 中国・広州のこと
飲茶の時の野菜料理の定番が、白灼菜心。
アブラナ科のほろ苦くて茎がシャキシャキの野菜に醤油ベースのタレがかかっていて、シンプルなんだけど美味しい!

菜心のお店が多いけど、生菜(シェンツァイ:中国レタス)や、芥兰菜(ジエランツァイ:これもアブラナ科でチャイニーズブロッコリーとも言うらしい)があるお店も。
日本人太太の間では菜心が人気みたいなんだけど、私個人的には歯ごたえのいい芥兰菜の方が好きです。
兰は、日本の漢字だと蘭。日本ではカイランサイとも呼ぶみたい。

下の写真はネットから拝借。
上が菜心。左下が生菜、右下が芥兰菜。菜心と芥兰はぱっと見は見分けつかない~



白灼って何だろ?と思ってたけど、「バイジュオ」って読んで、様は湯引きのことらしい。
白灼虾(エビ)とか、白灼鱿鱼(イカ)などの魚介の料理もあるみたい。

沸騰したお湯に油を少し入れて、野菜も入れて、歯ごたえが残るくらいに茹でて、タレをかけるだけ。
お店によって、チキンスープで茹でていたり、タレにオイスターソースが入ってたり、ニンニクが入ってたり、工夫があるよう。

青菜だけじゃなく、キャベツや白菜もたぶん同じ調理法で、定食の副菜として出すお店がよくあります。

中国に来てから、簡単で美味しいこの調理法がすごく気に入ったんだけど、子ども達はそうでもないらしい 筋が残って食べにくいから?
なので自分用で、野菜をたっぷり食べたくなった時は、白灼してもりもり食べてます
タレは簡単に、中国醤油(一般的な中国の醤油は砂糖が入っていて甘いです)とゴマ油をかけて、老干妈をのっけるだけ。
定番の菜心、芥兰菜、生菜から、包菜(バオツァイ:キャベツ)、娃娃菜(ワーワーツァイ:ミニ白菜)、西洋菜(シーヤンツァイ:クレソン)、豆苗などなど。



面白そうな野菜を見つけて挑戦しては、外れることも
裏が紫の紫贝菜は当たりでした ちょっとクセがあるけど、好きな人は好きな味?
うるいみたいな、ちょっとぬめりがあって美味しいと思ったのもあったんだけど、何ていう名前の野菜だったっけな~。季節の野菜で試してみるのも楽しいです。

子ども達が食べるようになると野菜料理が楽になるんだけどな~。。。


うずらの卵

2014-11-17 13:33:14 | 広州の食卓
日本では高いイメージで買ったことがなかったうずらの卵。
満点☆青空レストランで、うずらの卵の生産者さんオススメの食べ方が美味しそうで試して以来、よく買うようになりました。

24個入りで13.9元。1元18円計算だと約250円。日本と比べてどうなんだろ?安いかな?
(広州に来た当初は1元12.3円とかだったのに、円安の進みっぷりったら)

そのオススメの食べ方というのは、沸騰したお湯にうずらの卵を入れて2分茹でて、氷水にとるだけ。
半熟が美味しくてオスメスなんだとか。

私は半熟よりはもう少し火が通った方が好みだったので、2分半~3分茹でてます。写真の茹で具合です。

タッパーに入れて冷蔵庫に入れておいて、子ども達のいいオヤツにもなってます。



お友達に、麺つゆに漬けたのも美味しいよ!お弁当にも使えるよ!と聞いてやってみました。
殻をむいて麺つゆに漬けるだけ。簡単で美味し~い!


手作りグラノーラにハマり中

2014-11-11 09:50:46 | 広州の食卓
広州でシリアルというと、中国ケロッグのはコーンフレークやココア味の物とか定番品ばかりで種類が少ないし、輸入品は高い!
輸入品もドイツなどのミューズリーが多くて、子ども達はあまり好みではなくて。

日本でフルグラが大人気で、手作りグラノーラも流行ってると聞いて、前からグラノーラが好きだった私はすごく気になっていたけど、日本から持ってきたオーブンが壊れちゃったから作れないと諦めてました。
それが、ネットでフライパンでも作れるレシピを発見!

夏前から、広州で手軽に手に入る材料でおいしいグラノーラができないかいろいろ試して、広州でやってるパン教室のグラノラの回に参加したり、ネットのいろんなレシピのいいとこどりを試行錯誤したりして、ようやく好みの物が作れるようになりました~!\(^o^)/
一番の材料のオートミールは、クエーカーの輸入品は500g45元と高いけど、中国流通ので1キロ17元くらいで売ってるのをみつけました。物はオーストラリア産だから安心?(^皿^)



これまた日本で流行ってると聞いたココナッツオイルも気になっていたけど、スーパーなどでは売っていないので淘宝で買っちゃいました。中国でココナッツといえば海南島が有名だから、もしかして国産ココナッツオイルがないかな?と探してみたら、やっぱりありました!
まずは本物と比べてみないとと思って、日本でも有名なアメリカ製の輸入品も買ってみました。500g80元。海南島のは40元、輸入品の半額!比べてみても品質の差は分からなかったので中国にいる間は海南島産でOKかな~と思いました。
グラノーラ作りのオイルは、香りがよくなるバターと身体にいいココナッツオイルと半々で作ってます。
中国はドライフルーツが日本より比較的安く手に入る印象。ドライフルーツやナッツをいろいろ入れて楽しんでいます。


フライパンいっぱいに作って、保存袋に入れて冷凍庫で保存。
瓶に入れたのは、ちょっと小腹が空いた時にポリポリつまむ子ども達のオヤツにもなってます。



私が気に入ってる食べ方は、ヨーグルトにココナッツオイルを大さじ1かけて、その上にグラノーラを入れて、牛乳をちょっとかけるというもの。
ヨーグルトの冷たさで固まったココナッツオイルの食感が楽しいです。
私は全然飽きなくて、1人のお昼ご飯に重宝してます。毎日でもいいくらい。
一方、朝ご飯のネタが増えた~と喜んでいたんだけど、子ども達は週1では飽きてきた様子(-_-)
とりあえず私が飽きるまでは、楽しく作り続けようと思います(^ω^)


欲しい方がいるか分からないけど、今のところのレシピ載せときます。
私はオートミール300gで、他の材料も増量して作ってます(^^ゞ

*手作りグラノーラ・フライパンレシピ*
オートミール 200g
塩 少々
ココナッツ 15g
ナッツ類 30g位 (例)アーモンドスライス 15g、ひまわりの種 10g、クルミやかぼちゃの種、麻の実を加えても◎ 黒ゴマ・白ゴマ お好みで
油orバター 20g ← バターとココナッツオイル半分ずつにしたり、サラダ油やオリーブオイルを使ったり、好きなオイルでOK!
はちみつorメイプルシロップ 30g
好みの砂糖 20g ← 三温糖でも、グラニュー糖でも、黒砂糖(紅糖)でも、ミックスしても!
ドライフルーツ お好みで(大きい物はカットする)(例)クランベリー15g、レーズン 25g、マンゴー・パイナップル・アプリコット各10g ブルーベリー、ストロベリーなども◎

<作り方>
(1) フライパンにオートミール・塩を入れて、中火で煎る。
(2) 香ばしい香りがしてきたらココナッツ・ナッツ類を加えてさらに煎る。
(3) 一度 皿やバットなどに取り出す。
(4) フライパンに油・はちみつ・砂糖を入れて中火にかける。
(5) フツフツと煮立ってきたら、(3)を加えて、手早くまぜながら焦がさないように加熱する。
(6) 火を止めてドライフルーツを加えて混ぜ、オーブン用シートを敷いたバットや皿に手早く薄く広げ、完全に冷ます。
☆はじめはしっとりしているが、冷めるとカリッとする。

<保存方法>
・完全に冷めてから保存袋へ入れて冷凍庫:1か月ほど保存可能。食べるときは冷凍庫から出してすぐに食べられる。冷凍するとサクサク感も増す。
・完全に冷めてから保存瓶へ入れて冷蔵庫:5日~1週間ほど保存可能だが出来るだけ早く食べた方がいい。


市場で買物

2014-11-10 23:00:33 | 中国・広州のこと


ここ半年は、毎週月曜日の午前中に市場で買物して、一週間分の野菜と果物を買うのがお決まりになっています。
レタスなどの葉物はスーパーで買うけど、市場の方が新鮮な物が多いし断然安いので、皮をむいたり茹でたりする野菜はどんどん市場で買っちゃってます。

最近は忘れないように買う物をメモして、八百屋のおばちゃんに渡してます。今日はこれだけ買って47元(約846円)



お店のおばちゃんと仲良くなって、葱(わけぎ)やにんにくをおまけしてもらったり、おすすめされて、日本にはない野菜と出会ったりするのも楽しいです。
小さいかぼちゃみたいなのは小南瓜といって、食感はズッキーニだけど甘味があって、私の好物になりました。

たまにお肉やアサリ、エビも市場で買ってます。
今日は広東スープを作ろうと、スペアリブを買ってみました。漢方スープ教室のアイさんおすすめのブランド、壱号土猪のお店で。約500gで39元(702円)。高~い!さすがブランド豚。
ちょうどキャンペーンやってて、リンゴ酢ジュース2本もらっちゃいました。


枝豆やオクラを買うお店のおばちゃんおすすめの栗が美味しくて、今秋は3回栗ご飯を作りました。
おばちゃんが言うには、日本でよくある形の栗は板栗と言って、甘くて美味しいおすすめの栗は栗子と言うらしい。丸っこいのが美味しくてはまりました!



生きた鶏がいるエリアもいるので鳥インフルの時期は気を付けなきゃだけど、これからも地元のおばちゃん達や食材との交流を楽しみたいと思っとります。