広州 ☆ Hopeful Life

2012年8月から2017年3月までの広州生活の記録です。 子どもの写真付はカテゴリーから

唐苑酒家

2012-10-16 23:59:03 | 広州日記
お友達に「フカヒレ食べに行かない?」と誘われて、喜んで行ってきました!
ANAの広州グルメ紹介で「高級レストランのフカヒレ料理が39元~」というのを見つけてくれたんです。


地下鉄2号線越秀公園駅のD2出口を出て西へ、越秀公園ではなく近流花湖公園を目指します。
人民北路を南に曲がってしばらく行くと公園へ行く横断歩道があるので渡って、その入口をまっすぐ進んでいくと湖の中の建物があって、その右側が唐苑酒家でした。



人が大勢いる場所で日本語で話すのがまだ少し心配な所もあって、個室を予約してくれていました。
個室内にトイレがあるし、部屋付きの服務員さんもいるし、すごいわ~~


最初に、突き出し?として、おいもやとうもろこしなどのお皿が運ばれてきました。
一同「何これ~」となるも、台湾出身のママさんが聞いてくれたところ、今の時期は豊作を願ってか祝ってか、こういう物を出すのだそう。
日本でお月見の時にお供えするのと似たような物かな~。
「いらない」と返したり、食べなければ料金はとられません。お金とられるけど持ち帰りもありだそう。

まずはお茶、普洱(プーアル)茶と菊花(ジューファー)茶のブレンドの菊普(ジュープー)と、鉄観音(ティエグアンイン)と、薔薇(メイクイ)茶(バラ科ハマナスの蕾のお茶)の3種類を頼んでくれました。
中でも鉄観音がとってもおいしかった!
私は鉄観音って烏龍茶の種類だと思っていたんだけど、中国語の先生は烏龍茶ではないって言っていて。
スーパーで鉄観音はお茶売り場でたくさん売られていて、烏龍茶とはちょっと違う扱いみたい。
確かに味はペットボトルでよく飲む烏龍茶とは違う。
調べると、広い意味では鉄観音は烏龍茶の種類らしい。
なんだかよく分からないです。茶藝を習ったら教えてもらえるかなぁ。


さて注文は、紹介にのっていた39元のフカヒレスープ 火山石焼翅系列 を頼もうとしたら、39元はパーティーなど大人数のときの値段なんだそう。
5人だったので、次の値段の68元(くらい)の物なら作ってくれるとのこと。
そして、アワビ、ツバメの巣、フカヒレ、貝柱が乗った4個のシューマイがセットになっている鮑燕四宝干蒸も頼もうとしたら、個室での点心の時間は終わったので注文できないと
でも、特別に味見として作ってくれるというので人数分お願いしようとしたら、2つにしてくれと。
仕方がないので2つ頼んで、他にもおすすめされた鶏肉料理と、野菜、炒飯、炒麺、デザートも頼んで、北京ダックの皮だけならそんなに高くなかったので北京ダックも!
中国語ができないとこんなに頼めなかったから、もう台湾出身ママさん様様です


まずは火山石焼翅系列!
小さな石鍋のフカヒレスープに、服務員がもやしと香菜を入れて混ぜてよそってくれました。

石鍋が熱くてしばらくはグツグツ。時間が経ってもアツアツでいただけます。
中国の一般的なフカヒレは、日本でよく見る形じゃないそう。
ちょっとイメージと違う形だけど、コリコリトゥルンの触感で楽しめました。
味はすっごく美味しいかというと、スープ自体は普通な感じ。ちょっと薄味。

どんどんお料理が運ばれてきます。

鮑燕四宝干蒸は一籠に2つ分入れられてきました ぎゅうぎゅう
誕生日の早い順で選ぶことになって、1月の私はアワビ乗せをいただきました~!

北京ダック(北京烤鴨、ベイジンカオヤー)は服務員のお姉さんがきれ~いに皮をはぎ取ってくれました。
本っ当~に皮だけ・・・ お店によって肉も少し一緒に切り分けたりと違いがあるらしいです。

私は初北京ダック 皮がパリパリで噛めば噛むほど味が出てきておいしかったけど、ぜひとも他のお店の物と食べ比べしたくなりました。

デザートはスフレのような、メレンゲのお菓子。

確かにふわふわなんだけど、甘みが薄いし香りもないし、何だか中途半端な味かな~。


お昼にフカヒレと北京ダックなんていただいちゃって、こんな贅沢しちゃっていいのかな~
と思いつつ、しばし優雅な時間を過ごさせてもらいました
今回はたくさんいただいたから、ランチ代としては初めて200元越えでした。
でも、いつも思うけど、日本だったらこれだけ食べてこんな値段じゃ済まないもんね~。
中国にいる間に、いろんなお店に行っちゃいま~す



唐苑酒家(流花店)
越秀区流花路106号(近流花湖公園北門)
020-36236993 36236823