忘備録の泉

思いついたら吉日。O/PすることでI/Pできる。

ブリーフミーティング①

2019-11-27 16:00:40 | 心理
ブリーフミーティング(BM)は、「ブリーフセラピー(短期療法)」の考え方・技法をもとにした、30分で解決のための対応策が得られる画期的な会議法である。
リソース(資源)を生かし、今日のゴール(次なる一手)に向けて、解決志向でアプローチしていくのが特徴だ。
原因追及や究明に時間を費やすことが多い従来の会議とは一線を画す。

ホワイトボードに、会議の流れと費やす時間等を示すプレートを貼ることで、見通しが立てやすくなる。
「時間は有限」という意識が働き、発言内容もおのずと精選されていく。
資料は一切使わず、「カタリスト」(ファシリテーター役)の進行のもと、メンバーはメモをとることなく顔を上げて、意識を集中して対応策を考える。
解決のための対応策を出し合うブレーンストーミングでは、ベテランも新人も対等に意見を述べることで、次々と対応策が生み出されてくる。
会議終了時には、メンバー全員が達成感を味わうことができ、そこには自ずとわれわれ意識が生まれるだろう。
会議の記録はスマホやデジカメで撮って参加者全員が同じ記録を共有する。

BM(ブリーフミーティング)の流れを、具体的に表すとこうなる。
①から⑥までを30分間でこなしていく。
①ルールの確認
②事例報告(5分)
③リソース探しのための質問(10分)
④「今日のゴール」の設定
⑤解決のための対応策
⑥決定


(つづく)



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