忘備録の泉

思いついたら吉日。O/PすることでI/Pできる。

生きる…物語

2018-09-28 16:31:21 | 心理
先日全身ガンに侵されながら最後まで生ききって亡くなった樹木希林さん。
NHKスペシャル「“樹木希林”生きる」をみた。
ひとりのディレクターが1年間の密着取材を許されてつくられた番組だ。
その時々に出されるディレクターの質問に答える形で、いつしか樹木希林の生き様が語られていく。

人間がほかの動物と決定的に違うのが、大きな脳と言葉の存在だ。
ふだんから何気なく話される会話。
日常会話は相手と水平関係にある。
病気を宣告されるときの言葉や上司からの命令。
それらは否応なしの垂直関係にある。

ディレクターと樹木希林の会話はそのどれでもない。
質問に対して深く考えながら樹木希林は答えていく。
「こんなんで番組がつくれるの?」と樹木希林はディレクターを追い詰める。
ディレクターも深く考えながら樹木希林と向き合っていく。
そして1年間の密着取材の録画をディレクターは樹木希林に見せた。
通して見ると樹木希林の生きた物語が浮かんでくるさまに、彼女は満足そうだった。
「話す」でもない「告げる」でもない「語る」という姿をそこに見た。

人間は誰でもそれぞれの物語を生きている。
その物語にはあらかじめの脚本も筋書きもない。
ただその人の生きてきた軌跡が「物語」になる。
どこで終わるのか、どういう形で終わるのかも見えない物語。
樹木希林がこれまで断り続けてきた密着取材をなぜOKしたのか?自分の人生そのものを最後の最後まで生ききってみせた役者の姿を見た思いだった。


「広告コピー秀作集」

プロ野球選手の初ホームランは、

きっとバッティングセンターで生まれている。
コメント

9月平壌共同宣言全訳

2018-09-27 08:45:51 | Library
韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長は、9月18日から20日まで平壌で南北首脳会談を行った。
平壌で南北首脳が署名した「9月平壌共同宣言」を全文訳したサイトから転用したが、これを受けて米国のトランプ大統領が、年内の終戦宣言に大きく傾いていると報じられた。
歴史が大きく動くかもしれない。

「9月平壌共同宣言」

1. 南と北は非武装地帯をはじめとする対峙地域での軍事的な敵対関係終息を、朝鮮半島の全地域での実質的な戦争の危険の除去と根本的な敵対関係の解消につなげていくことにした。
(1)南と北は、今回の平壌首脳会談を契機に締結した「板門店宣言軍事分野履行合意書」を平壌共同宣言の付属合意書として採択し、これを徹底して遵守し誠実に履行し、朝鮮半島を恒久的な平和地帯として作り上げるための実践的な措置を積極的に採っていくことにした。
(2)南と北は南北軍事共同委員会を早くに稼働させ、軍事分野の合意書の履行実態を点検し、偶発的な武力衝突防止のための常時的な対策を講究していくことにした。

2. 南と北は相互互恵と共利共栄の土台の上に、交流と協力をより増大させ、民族経済を均衡的に発展させるための実質的な対策を講究していくことにした。
(1)南と北は年内に、東・西海線の鉄道および道路連結のための着工式を持つことにした。
(2)南と北は条件が整い次第、開城工業団地と金剛山観光事業を優先して正常化させ、西海経済共同特区および東海観光共同特区を造成する問題を協議していくことにした。
(3)南と北は自然生態系の保護および復元のための南北環境協力を積極的に推進することにし、優先的に現在進行中の山林分野協力の実践的な成果のために努力することにした。
(4)南と北は伝染性疾病の流入および拡散防止のための緊急措置をはじめとする、防疫および保健・医療分野の協力を強化することにした。

3. 南と北は離散家族問題を根本的に解決するために人道的な協力をより強化していくことにした。
(1)南と北は金剛山地域の離散家族常設面会所を早い日時の内に開所することにし、このために面会所施設を早くに復旧することにした。
(2)南と北は赤十字会談を通じ、離散家族の画像(オンライン)再会と映像手紙を交換する問題を優先的に解決していくことにした。

4. 南と北は和解と団合の雰囲気を高め、わが民族の気概を内外に誇示するために多様な分野の協力と交流を積極的に推進していくことにした。
(1)南と北は文化および芸術分野の交流をより増進させていくことにし、優先的に10月中に平壌芸術団のソウル公演を進めることにした。
(2)南と北は2020年夏季オリンピック大会をはじめとする国際競技に共同で積極的に進出し、2032年夏季オリンピックの南北共同開催を誘致するため協力することにした。
(3)南と北は「10.4宣言」11周年を意味深く記念するための行事を意義を持って開催し、「3.1運動」100周年を南北が共同で記念することにし、このための実務的な方案を協議していくことにした。

5. 南と北は朝鮮半島を核武器と核脅威のない平和の基盤として作り上げなければならず、このために必要な実質的な進展を早くに成し遂げなければならないという認識を共にした。
(1)北側は東倉里エンジン試験場とミサイル発射台を関係国専門家たちの参観の下、優先して永久的に廃棄することにした。
(2)北側は米国が「6.12米朝共同声明」の精神に従い相応措置を採る場合、寧辺核施設の永久的な廃棄のような追加措置を続けて行う用意があることを表明した。
(3)南と北は朝鮮半島の完全な非核化を推進していく過程で、共に緊密に協力していくことにした。

6. 金正恩国務委員長は文在寅大統領の招請により、近い日時にソウルを訪問することにした。

2018年9月19日

大韓民国大統領 文在寅  朝鮮民主主義人民共和国国務委員長 金正恩


「広告コピー秀作集」

大好きな人といるときに限って

大嫌いな自分がでてきてしまう。
コメント

安心・安全な場をつくる

2018-09-26 09:51:45 | Library
メンバー間の「関係の質」が変われば、ものの捉え方や考え方の「思考の質」が変わり、「思考の質」が変われば、そこから生み出される「行動の質」が変わり、「行動の質」が変われば、最終的には「結果の質」が変わる。
最終的な成果である「結果の質」を高めるには、サイクルの起点となる「関係の質」そのものに働きかけることが有効だ。
具体的には、その場で意見を言うことが、自分への否定や批判、攻撃につながらないという安全・安心な関係性の土壌をつくることがまずは必要である。
その肝心な「安心・安全な場」はどのような工夫をすればつくれるのか。

どんな参加者でも、「場」に対して何らかの不安を抱えている。
見知らぬ講師や参加者がいる研修会などではなおさらのことだ。
参加者が抱える不安を「4つの壁」で示し、その突破方法を考えてみる。

1、目的の壁…何のためにこの場が存在しているのか、不安を感じている
会議や研修の目的を冒頭できちんと示してから、本題に入る。
ただし、詳細を語る必要はない。
あくまで、全体を貫く目的と意図を伝える。

2、人の壁…近くにいる参加者が何者か、不安を感じている
特にグループでの協働を伴う際には、打ち解けないまま進めると、距離が開いたままで終わってしまう。
参加者間の自己開示を早いタイミングで促す。
人は、誰かに自分の思っていることや感じていることを吐き出すことで、スッキリするし、参加動機や今の気持、価値観といったところまで共有できると、相手との距離が近くなる。

3、時間の壁…いつまで拘束されるのか、時間に不安を抱えている
研修やワークショップの終了時刻など、時間に関するストレスを早いタイミングで取り除くことも大切だ。

4、形式の壁…どんな形式で進行していくのか、そのやり方に不安を抱えている
どんな形式やスタイル、ルールで進めていくのかを先に示すことも有効だ。
特に、双方向型の研修では、参加者に一般的なスタイル(一方通行の座学形式)とは明確に異なることなどを伝える。


参加者が場に対して感じている不安の壁をあらかじめ認識し、その壁を取り除くことで、参加者は落ち着くことができる。
安心・安全な状態になると、参加者はリラックスし、思っていること、感じていることを発言できるようになる。
また、周囲のメンバーも同じような状態になって相互作用が働き、互いに高め合う関係に近づける。
それが、組織の「結果の質」を高めることにもなるのだ。

「広告コピー秀作集」

「今日、

深夜バスで来ました。」

と面接で言われると、

とりあえずのこしたくなる。
コメント

批判者の質問と学習者の質問

2018-09-24 15:33:35 | Library
新しい質問は、新しい未来をつくってくれます。

問題を解決する一番よい方法は、自分に前向きな質問をすること

フィードバック(意見)を否定と捉える人は、泥沼にはまります。
未来がひらける人は、フィードバックを価値あるものと考え、学びます。

自分自身や他人を批判する必要はありません。
すべてを受け入れ学びに変えましょう。

批判するのはもうやめましょう。
批判したところで何も変わりません。
自分に起こったことからなにかを学んではじめて、新しい道や可能性を見つけることができるのです。

批判する人の質問は周りを消極的にさせます。
一方、学ぶ人の質問は好奇心をかき立て、積極的で創造的な行動を生み出します。


これらの言葉はマリリー・G・アダムス氏によるものだ。
マリリー氏は、人は自分に問いかける質問次第で、「学ぶ人」にも「批判する人」にもなり、「学ぶ人」の状態のときに大きな効果を生み出せるとした。
批判者の質問は、変えられない過去に視点が向き、原因を追究し、相手を否定、裁断するネガティブなアプローチの質問が多い。
・何でこんなことが起きたのだろう?
・これは誰のせいか?
・何でできないのか?
・本当に大丈夫か?

これに対し、学習者の質問は、変えられる未来に視点が向き、どうすれば解決できるのか、物事を肯定すると共に相手に、支援や協力を前提に質問をする。
こうした気持ちから出た質問は、人に力を与え、動かす力がある。
・次は何をしたらうまくいくだろう?
・どうすれば、正しい状態にできるか?
・何からはじめていこうか?
・何か困っていることはないか?



「広告コピー秀作集」

似合わないと決めつける前に、

試着してみたら。




コメント

モンテッソーリ 教師の心得12ヶ条

2018-09-22 10:23:46 | Library
モンテッソーリ教育とは、イタリア初の女性医師として知られるマリア・モンテッソーリ(1870~1952)によって考案された教育法。
イタリアのローマで医師として精神病院で働いていたモンテッソーリは、知的障害児へ感覚教育法を施し知的水準を上げるという効果を確認した後、1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子どもの家」において、その教育法を完成させた。
モンテッソーリ教育は、日本では「幼児教育」として有名だが、「幼児教育」だけではなく、人間として完成する24歳頃までの発達段階を4段階に区切って開発されている。

その教えのなかに、教師が子どもに接するときの心得12ヶ条と呼ばれるものがある。
大人にもその学びの転用が可能であり、研修講師が参加者と関わりを持つときに参考になる。

モンテッソーリ 教師の心得12ヶ条
1、環境に心を配りなさい
2、教具や物の取扱い方を明確に正確に示しなさい
3、子どもが環境との交流を持ちはじめるまでは積極的に、交流がはじまったら消極的になりなさい
4、探し物をしている子どもや、助けの必要な子どもの努力を見逃さないよう、子どもを観察しなさい
5、呼ばれたところへは、駆け寄り、交歓しなさい
6、招かれたら、耳を傾け、よく聞いてあげなさい
7、子どもの仕事を尊重しなさい。質問したり、中断しないように
8、子どもの間違いを直接的に訂正しないように
9、休息している子どもや他人の仕事を見ている子どもを尊重しなさい。仕事を無理強いしないように
10、仕事を拒否する子ども、理解しない子ども、間違っている子どもはたゆまず仕事への誘いかけを続けなさい
11、教師を探し求める子どもには、そばにいることを感じさせ、感づいている子どもには隠れるようにしなさい
12、仕事がすんで、快く力を出しきった子どもを静かに認めながら現れなさい



「広告コピー秀作集」

本を読むと

旅にでたくなる。

旅にでると

本を読みたくなる。

コメント