忘備録の泉

思いついたら吉日。O/PすることでI/Pできる。

社会を変える人間の生き方④

2019-05-28 08:19:02 | Library
主体的な人は、自分自身の人生の責任を引き受けている。
どんな境遇に置かれようとも、人生にイエスと言う。(V・E・フランクル)
自分の身に何が起こるかではなく、それにどう反応するかが重要なのだ。

主体的な人は、自分の天気を持ち合わせている。
雨が降ろうが陽が照ろうが関係ない。
彼らの行動は価値観に導かれており、質の高い仕事をする価値観を持っていれば、天気がどうあろうと関係ない。
反応的な人は社会的な環境(社会の天気)にも大きく影響される。

主体的な人は率先力がある。
率先力を発揮することは、押しつけがましくなるとか、わがままであるとか、またはしつこくなるということではない。
自ら進んで状況を改善する行動を起こすようにすることである。
その行動はまわりに大きな影響力を及ぼしていく。
主体的な生き方をしていると、その人の影響の輪は大きく広がっていく。

率先力の7つのレベルを見てみよう。
あなたはどのレベルにいるだろうか。


コピーの学校
オトナって、
泣かないものだと思ってた。



社会を変える人間の生き方②

2019-05-27 08:27:21 | Library
人間が「刺激」を受けて「反応」するだけの生き物だとしたらまさに人間も「パブロフの犬」である。
これをコヴィ博士は「反応性モデル」と呼んだ。

博士は「反応性モデルというパラダイムは人間の本当の可能性を支える正しい原則と一致しているのだろうか」と反論している。
社会通念という鏡が歪んでいればその反応も歪んでしまうから、社会の進歩はありえないとして、「反応性モデル」に対して「主体性モデル」について次のように説明している。

人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている。
この選択の自由の中にこそ、人間の人間たる4つの独特な性質がある。
その4つとは、「自覚」「想像力」「自由意思」「良心」である。

博士の著書「7つの習慣」のなかで第1の習慣としてあげているのは「主体的である」ことだ。
間違った社会通念に流されないために、私たちは「主体的」であることを求められる。
その「主体的な生き方」を身につけるためには、「自覚」「想像力」「自由意思」「良心」という「4つの力」を育てなければならない。
(つづく)

コピーの学校
海や山に励まされる。
大人になるって、
そういうことかも。


社会を変える人間の生き方①

2019-05-26 11:32:17 | Library
すべては人間の生き方である。
その生き方は千差万別、利己主義の人もあれば、利他主義の生き方もある。
社会はそういった人間の行動によって形成されていく。

人間の行動は、どこで生まれどこで育つのだろうか。
私たちは人間の行動について深く知りたいと思う。
なぜそのように行動するかの理由を知りたいし、行動に影響することが明らかなあらゆる条件や出来事に関心がある。

行動科学が発達するにつれて、「刺激」と「反応」の法則が明らかになってきた。
外部からの「刺激」によってコントロールされる「行動」は反応と呼ばれる。
条件反射で有名な「パブロフの犬」は、エサを与えるときには必ずベルを鳴らしたところ、エサが無くてもベルを鳴らすと涎を垂らすようになっていった。
このプロセスを人間行動のプロセスに当てはめるとどうなるか。
「悪貨は良貨を駆逐する」の喩どおり、社会が利己主義で蔓延してくると社会全体が乱れてくる。
そうならないために人間はどうしてきたか。
悪しき「刺激」であっても、その刺激にどう「反応」するかの選択の自由はどんな人間にもある。
そうであるとするなら、人間が正しい選択の判断を下せればよいのである。

(つづく)

コピーの学校
もっと知りたいと思う子は、
それを勉強とは考えない。



いじめ対処法⑤

2019-05-25 10:35:50 | Library
いじめ保護者への対応
加害者の保護者が指導内容に抗議してきた場合
①子どもの気持と保護者の気持とを整理しながら話を聞く
②事実をわかってもらうだけでなく、相手に気持ちをわかってもらえたと思わせる

加害者の保護者が「むしろ被害者だ」と訴えてきた場合
①不公平にならないように、やった事実に関して、どちらも指導する
②厳しすぎるという訴えがあっても、いじめに関する指導は厳しくすると宣言し、ブレない対応をする

加害者の保護者が「子どもの問題に大人が口出しするな」と訴えてきた場合
①いじめは大人が介入すべき問題であることを伝える
②保護者が不安に思っていることを聞く

被害者の保護者がクラス替えを要求してきた場合
①保護者の言葉の真意を理解する
②具体的な防止策を示す

「いじめの困った時の指導法」より

コピーの学校
「全然勉強
してないよ」
リアルなのは
俺だけだった。