忘備録の泉

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世界の三大宗教からみた「生きる」とは①

2020-08-25 07:59:57 | Library
世界の三大宗教とは、「イスラム教」「キリスト教」「仏教」のことです。
 

イスラム教

預言者ムハンマドが開祖です。
メッカを支配していたアラブ人の部族に生まれ、40歳のとき、大天使からアッラーの啓示をうけ、説教を開始しました。
しかしアラブ人は多神教を信じる者が多く、また偶像崇拝を禁ずるイスラム教は商人や貴族の不利益を生みます。
そのため強い反感を買い、迫害されてしまいます。

新たな活動の場を求めて、メディナへ移住し、メッカ連合軍とイスラム軍の聖戦を経て、信者を増やしていきました。

キリスト教

神の子イエス・キリストが開祖です。
貧しいユダヤ人の子どもとしてエルサレムに生まれました。
成人後、ヨハネの洗礼を受けると宣教活動を始めます。

神の啓示により最後の審判が近いので、悔い改めなさいと人々に訴えました。
しかしイエスの行動は、正統なユダヤ教に反するものだとされ、十字架にかけられ処刑されます。
イエスは人々の罪を代わりに背負い、自らの命をもって罪をつぐなったのです。

仏教

ブッダが開祖です。
悟りを得た人物をすべてブッダと呼ぶ場合がありますが、釈迦1人をブッダとするのが一般的です。
北インドの小国の王族に生まれました。
とても恵まれた生活をしていましたが、老病死という人生の3つの苦しみの存在を知りました。
その苦しみの解決策を探すために、国も家族も捨てて出家します。

死と隣り合わせの修行をするも悟りは得られず、仲間も一度は離れていってしまいますが、座禅を続けようやく悟りの境地にたどり着きます。
80歳の死のときまで人々に教えを説いてまわりました。

(つづく)


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