きょうは私の母を家に招いての少しはやいクリスマスパーティー。20年来の友人である早瀬の牡蠣業者、Fさんが今年もすんげえでっかい殻付きと剥き身のセットを送ってくれたのでそれを早速土手鍋にしました。ゲキうま。少雨と猛暑で「なかなかタネがつかんのよ」と夏場嘆いていたFさんですが、ここに来てかなり立派になってきたとのこと。美味しくなるのは1月2月ですからこれは楽しみですね。ただ景気低迷で東京市場で売れないんだって。わしら広島県民はしっかり食べましょう。
で、姑が来るとなるとやはり嫁としては片づけをしっかりせねばならんとのことで、きょうはカミさんは一日片付けと買出し。よって僕が下の娘の習い事の送り迎えを仰せつかりました。要するに出かけられんということ。空は青空、雲ひとつないぜ。それになんじゃこのポカポカ陽気は。というわけで空いた時間にかねてから計画しておりましたセカンドバイク、ブリヂストンANCHORのタイヤ交換をすることにいたしました。
前にも書きましたがこのバイク、もともと広島競輪の選手だったAさんが普段用に使っていたマシンで、プロらしくタイヤはチューブラーを履いています。チューブラーてのは一般的な自転車タイヤとは違い、乱暴に言ってしまえばチューブ自体をリム(わっか)に糊付けする方式。このバイクで僕はチューブラー初体験したわけですが、出足と乗り心地のよさには驚嘆いたしました。ただもしパンクしたら、普通のタイヤと違ってチューブを引っ張り出してパッチを当てて空気入れてすぐ再出発、というわけにはいかんのです。だって糊付けしちゃってるんだもん。修理ができんわけではないのですがたいていの場合、タイヤ自体を交換ということになります。だから長距離の場合、予備のタイヤを1~2本持って出かけるということになるのです。そこでタイヤを新品に交換し、もともと付いていたのを予備に回すということにしたのです。ただタイヤの糊付けって結構大変らしく、ゆえにチューブラーが敬遠されたりするわけですが、日本のミヤタから革新的なグッズが出たのでさっそく使ってみることにしました。
自宅の入り口にて作業開始。ウチね、マンション1階なんですわ。エレベーターを利用する住人のみなさんが、「あ、ま~た本名さんが自転車いじくっとる」てな顔されます。まずバイクをひっくり返して前後輪をはずす。
リムとタイヤの間にドライバーを突っ込み、こじる。タイヤはあとで使うので慎重に・・・。
隙間を広げたらあとは手でベリベリ引っぺがす。しっかり糊(正しくはリムセメントといいます)付けされてるので力が要ります。
コイツがリムセメントにかわる新兵器、タミヤの「チューブラーリムテープ」。といっても強力な粘着力をもった両面テープ。こいつでリムとタイヤをひっつけるのです。ただしこびりついたリムセメントをキレイに落とさねばなりません。その作業がタイヘンでした~。
ドライバーでガシガシこすって塊をかき落とし、アセトンで溶かしながらワイヤーブラシでごしごし・・・。ホイールひとつに1時間半くらいかかったかなあ。左が落としたあと。
今まで履いてたのはVittoria社のRallyという最も安いタイヤ。ネットなんかだと1本1000円前後で買えるかな。で、換装するのはその上位モデルのStrada。よりしなやかな素材なんだそうで、さらに乗り心地がよくなるかな?ヤフオクで1本1680円。
さて、キレイにしたリムにテープを1周巻いていきます。構造はオフィス用の両面テープと全く同じ。巻き終わったら端っこだけフィルムをはがしてサイドに出しておきます。
その上から少しエアーを入れたタイヤを装着。
あとは出しておいたフィルムをゆっくり引き抜き、エアを張ればOK!作業時間はタイヤ1本につき5分。リムセメントだとしっかり接着されるまで1日は置かなければいけないそうで、この違いは大きいですね。それにしてもリム掃除に3時間以上、タイヤ装着わずか10分。なんか空しい。明日ニュータイヤの試走に行きたいなあ。でも雨なんだってー。仕方ない、年賀状でも書きますか・・・。
先日、太田川ですれ違い、挨拶をいただきました。
スマートな仕草でございました。どーも。
で、それ以上に、ご協力していただいたことが。
例の元日モノをお願いした、自転車好きのデスク、実はこの私であります(笑)
ありがとうございました。
ジオ君、かっこよく写っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
あたしは今でもチューブラー派です。サイドが絹のコルサなんて最高ですよ。空気抜けは異常に速いのですが・・・。
出たんですねぇ。
そりゃ便利!!
でもチューブラーの自転車こないだ処分したんで手元には
ないんですよね。
やっぱりとっておけば良かったかなぁ
予備のチューブとパンク修理セットを常備していたもんです。
あと、輪行は幾度となくやりましたので、チャリをひっくり返して駅前などで黙々と作業していたのが懐かしいですねぇ!
しかし、そんなに錆びるもんなんですね・・・。