今週の「CM制作部」クライアントさんは、今や日本で唯一、五右衛門風呂の風呂釜をつくりつづけることで知られる「大和重工」サン。そこのアウトドア用可搬型五右衛門風呂、「湯牧民(ゆうぼくみん)」のCMをリスナーの皆さんにつくっていただくことにいたしました。ただこちらも実際にお風呂に入ってみなきゃ話にならんというわけで、朝8時に商工センターにある大和重工ショールームに取材にお邪魔したしました。以下、ワタシの46年の人生初の五右衛門風呂体験をレポートいたします。
こちらがショールーム。商工センターのオートバックス近くの海寄りにあります。そばの護岸は僕のジョギングコースなのでした。創業なんと170年、たたら製鉄に源を発する広島の鋳物産業の伝統を今に伝える名門企業なのです。
こちらが「湯牧民」。実際は風呂釜とカマド、煙突からなるセットなのですが、さらにオプションで東屋が組まれています。強い冬型で時折雪が舞うという氷点下近い今朝の広島市。寒いんだけど考えようによっては最高の露天風呂日和かもしれません。
8時20分、カマドに火をくべます。冷たい冬の水がどのくらいの時間で沸くのでしょうか。寒い。とにかく早く温まりたい・・・。
「せっかくですから」ってんで、お風呂が沸く間、これまた大和重工自慢のアウトドア商品、「かまどん」でご飯も炊いてくださいました。鉄のカマドで炊いたご飯、滅多に食べられるもんじゃありません。
そうこうするうちに午前9時。湯加減を見てみるとかなり温まってきているようなので、矢も盾もたまらず入ることに。
人生初の五右衛門風呂体験の図。これは本当に気持ちよかった。それと入れるまでの苦労をしみじみと感じました。だからお風呂を「いただく」とは昔の人はよく言ったもんです。不便を楽しむ・・・、これぞまさにスローライフではありませんか。欲しい。まじで欲しいぞ五右衛門風呂。その前に別荘か?
これから出勤して番組の準備して本番、なんてこと忘れそうなくらい楽しんじゃいました。
さてこちら、かまどで炊いたご飯です。このおこげの色ったら!もちろんパリパリと香ばしいおこげタップリのご飯、いただきました。いやあいい取材だった~。
写真を見てて、朝食をとったばかりですが・・・お腹が空きました
昨日から待っておりました。
なるほど、東屋とは言いつつ壁があるんですねっ。
それならオッケーですねぇ。
本体だけで二〇万弱で50キロってのは
確かに魅力かも。
かみさんの実家が五右衛門風呂で
小さくて底が熱くて入りにくかったという印象しか
無いのですが。
アウトドアなら楽しいかもですねぇ。
などを期待したいです。OIJINさんは無くなったし。キッチンウエアの別ブランドを立ち上げるのです。販路も新規開拓です。net通販だってあります。楽天だっていい。鋳物のプロが作るキッチンウエアブランドは今、市場にないはずです。
去年、ある大手アウトドアショップにあった
中国製のダッチオーブンの品質にがっかり
し購入しませんでした。アメリカブランドが
とてもメジャーですが精度は低いです。
かまどんは欲しいけれどちょっと手が出ないので。。きっと高品質な鋳物製品を作られると思います。
これで実は失敗作なんだそうですが、なんのなんの美味しかったですよ。これもまたスローライフの象徴ですね。
>ぴゅんぴゅん様
初五右衛門のワタシも最初ポジション決めに苦労しました。釜の上のほうは熱くないので、肩と足裏で釜の上部を突っ張る感じにして腰を浮かせるとしっかり肩まで浸かれました。その腰を熱水が対流で包み込むので本当に気持ちよかったですね。
>TRI様
おおっ、結構なマニアぶりですな。そういや僕も自転車は2台とも鉄ですし、結構鉄好きかも。新素材にないあたたかさが感じられますよね。