音楽広場

普通の暮らし

半身浴

2014-10-09 13:24:41 | 日記
村上春樹の「色彩を持たない 多崎つくると、彼の巡礼の年」を
友人に借りていたのに、スタートが切れず(読み始めることが出来ず)
しばらく タンスの上に置きっぱなしになっていました。

ふと手に取り 読み始めたら 村上ワールドに落っこちて しまいました。
ずんずん読んでいます。他の作品もかなり好きですよ。

貸してくれた彼女は 確実にお風呂で読んでいます。
半身浴をしながらね 表紙が湯気でふやけているし 薄墨色の染みが 灰色です。

彼女は「これも」ってフランツ・リストの巡礼の年のCDを『ル・マル・デュ・ペイ』 

P63でル・マル・デュ・ペイが出てきました ストーリーに深くかかわっていく気配です。今 CDを聴いています。
彼女は楽譜のコピーまで一緒に渡してくれたから弾いてみなって事ですね!

村上春樹氏 毎年 ノーベル文学賞最有力候補って騒がれて たいへんだね。

昨日の『ムビラ』の補足です。
演奏してくれたのは 日本人の青年二人で、演奏後 楽器を見せてもらったり質問をしたり 大きなひょうたんの下部を共鳴箱のようにしますが(ひょうたんの中に楽器を入れて演奏します 本体の楽器とひょうたんの接点は鉛筆みたいな木の棒です。(バイオリンの魂柱みたいなものかな)
ひょうたんの外側には 瓶の王冠がいっぱいついていて しゃがしゃがとホワイトノイズの様な音を立てます。
ムビラの音色は雨音のようなオルゴールより素朴な はじいて出す奏法です。

奏者の青年は ムビラに出会うまでは ご先祖様ってあまりリアルに感じる事って
無かったけど、ジンバブエに行って ムビラの師匠から口伝でいっぱい教えてもらったら本当にご先祖様がちゃんと守ってくれているのを わかるようになったんだと。
優しい笑顔でお話してくれました。

ではでは 多崎つくる 続き読みま~す(#^.^#)
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