音楽広場

普通の暮らし

なみはやドームのおもいで

2014-11-29 17:10:28 | 日記
このブログの訪問者数が急に伸びるときがあって不思議におもっていたら
こちらのブログで「白鵬おめでとう」の投稿を紹介していただいていました。
ありがとうございます
http://blog.goo.ne.jp/s-monma  
このブログも ABCの成り立ちや 算数の記号などおもしろい情報満載のブログです。

昨日から大阪のなみはやドームでNHK杯フィギュアが開催されています。
羽生君も無事参加できてよかったですね。

なみはやドームで思い出すのが 2011年12月22日~26日に開催された
全日本フィギュアスケート選手権です。
高橋大輔が完璧な出来で1位 2位の小塚選手を大きく離して優勝しています。
3位が羽生選手でした。

この大会の初日男子ショートのチケットを超棚ボタで譲っていただき 
人生初のフィギュア観戦となったのです。
熱狂的なファンの皆さんの中で ど素人の私は、
どこでスタンディングオベーションすれば良いのかと
オロオロきょときょとの観戦となりました。 

テレビ観戦では親切な解説やアップの映像スローの映像と
いろいろ工夫して見せてくれますが客席で観てると本当に何回転してるのか 
全然わかりませ~ん。

でもテレビでは決してわからないこともありますよ。 
まず 客席の寒さ リンクの上も そりゃあ氷の上ですものね きっと気温は低いでしょうに
選手は演技後 汗を吹きだしてますね、いかにハードなスポーツかと感じます。
またテレビではあまり拾ってない音で、スケートシューズが氷を削るような
ガリガリって音です。音楽の音で消されてしまうんですね、
スピードスケートでは派手に拾ってる音じゃないかな(*^^)v

ド素人の私でも選手の放っている素晴らしい勢いあるスケーティングはビリビリと
感じることができて 詳細はわからなくてもその美しさを共有できます。
寒くて震えながらの観戦でも 心は熱く 大満足の夜だった事を覚えています。

ドームの裏では スケートシューズやカレンダー、グッズ等 いろいろ販売していましたよ

大会が終わると一斉にお客さんが地下鉄の入り口に殺到します。
琵琶湖の花火大会の帰り道を彷彿とさせる混雑でした。

行ってみないとわからない やってみないとわからない(#^.^#)

なみはやドームの思い出でした。

ではでは 今夜もテレビでフィギユアスケート観ましょ!
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風をつむぐ少年

2014-11-27 19:59:04 | 児童文学
ポール・フライシュマンは「種をまく人」で有名な作家さんですが 
彼の「風をつむぐ少年」はとても心に沁みる作品です。片岡しのぶ訳

児童文学の中で 赤ちゃん向き、幼児さん、小学生、中高生向きと 
いろいろありますが中高生向きの小説を Young Adult(ヤングアダルト)略してYAと
アメリカで13歳から19歳の世代の人たちに対して使われている言葉で、
「若いおとな」という意味です。

「風をつむぐ少年」はYA

父親の仕事の関係で転勤の多いブレントは、
あたらしい学校で「うまくやる」ことが、すべて。
常に、焦り、不安、迷い・・が心を占めています。

ある夜 友だちの家でのパーティーで大失態をおかしたブレントは
酔ったいきおいで自殺を図り、
その結果見ず知らずの18歳の女の子、リーを死なせてしまいます。

リーの両親が、ブレントに求めた償いは、
「アメリカ大陸の四隅に、リーの顔をした風の人形をたてること。」

抱えきれない罪の意識から逃れるように
彼は、大工道具をバックパックにつめ、旅にでます・・・

物語は、旅にでる理由となった大きな出来ごとのほかは
ちいさなきっかけをつむいで語られます。

立っていた場所を失ったブレントは、旅の途中で出会う人びとから、
自分の目で見たものから、感じたことから、きっかけをひろっていきます。

彼の作った風の人形は 時間を超えて、思いもしないだれかのところへ、
運ばれていき、そこからまた、物語が生まれます。

ちいさなきっかけの、波紋。だれかのおこした、ちいさな風・・
どこまでも、どこまでも、つながっていく。

目に見えないけど、見える気がする。
風をつむごう  

おすすめです YAのみんなも OAの人にもね


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時間だよ、アンドルー

2014-11-26 19:19:56 | 児童文学
メアリー・ダウニング・ハーン作 「時間だよ アンドルー」は自分とそっくりな少年を救うために 1910年に行くことになった男の子の冒険を描く、タイムトラベル・ファンタジー

両親が仕事でフランスにいく夏の間、ドルーは大叔母さんの古い家ですごすことになります。
そんなある日、ドルーは自分にそっくりで同じ名前のアンドルーという少年と出会います。
1910年に住んでいるアンドルーは、ジフテリアにかかって今にも死にそう。
実はドルーの世界では、アンドルーは1910年にジフテリアで死んだことになっています。
だが、現代ならジフテリアだって治せる。アンドルーの病気を治すため、二人は入れ替わることにします~。

この手の児童文学はたくさんあります。「思い出のマーニー」もそうだし「トムは真夜中の庭で」も、今は老人や故人になったおじいさんやおばあさんと出会っていろんな冒険をします。

子どもは夢の世界の住人なので、現実の世界と夢の世界を行ったり来たり
生徒さんの中にも 夢の世界を豊かに持っている子はたくさんいます。
自分の世界に入っているとき、どこまでほっとくか こちらの手腕が試されるかな!

子どもはごっこ遊びも大好き、創造の翼でドンドン夢の世界を羽ばたいてほしいと思っています。

今日は 私がやらかした失敗談をご紹介

5年ほど前 「時間だよアンドルー」を電車の中で読んでいました。(阪急電車京都線)
淡路駅で北千里線に乗り換え吹田で降車の予定が、行先表示をチラッと見て また読書
迷うことなく 北千里行に乗ったのに、ふと気づくと見たこともない景色が展開中
「前回来た時と景色が全然違う ~~タイムスリップしたか~~ 」と本気で一瞬疑う私
どうかしてるぜ(#^.^#)

車掌さんの「次は上新庄」ってアナウンスで納得 電車を乗り間違えただけでした テヘ

北千里線だと淡路の次は「下新庄」なんです。淡路駅は様々な路線が交差してるハブステーション
でも 頭は自分が乗り間違ったって選択肢を選ばなかったことにビックリしたのでした。

ちょっと不思議なお話を読むときは ご注意 ご注意
明日も児童文学から ポール・フライッシュマン作「風をつむぐ少年」をご紹介



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白鵬横綱 おめでとう

2014-11-24 17:45:32 | 日記
今日の新聞は 横綱白鵬の32度目の優勝を称え 大鵬が持つ歴代最多記録に並んだことを喜び称えています。

日経新聞は千秋楽の取組を 現時点の白鵬らしさが詰まった融通むげな取り口だ。
激しい踏み込みから体を開いていなす、硬軟自在の崩し、左を深く差しながら右前みつを引いて
万全の形になるまで 鶴竜に一切の反撃を許さなかった。と

本人もこの記録を「この国の魂と相撲の神様に認められたから、この結果があると思う」と

また 日経の記事では 故障もなく8年も皆勤で白星を重ねられる理由として練習方法にあると
白鵬の稽古の要諦は 場所前の鍛錬ではなく むしろ本場所中 柔軟体操で筋肉をほぐし、入念に四股てっぽう。稽古場でも塩をまき きちんとしきってから相撲を取る。千秋楽まできっちり稽古したと

ここから先加齢との戦い 勝ち続けるための準備を積み重ねた結果の偉業だろうと称えています。

朝日新聞は 3,11の地震の後 東北の被災地を巡回慰問し「大地を鎮める」とされる横綱の四股。「よいしょ」の掛け声。その時 土俵入りでせり上がる白鵬の目に 避難所で無慈悲な苦労を背負わされている人たちが 自分を拝んでいる姿が飛び込んだ
「生涯忘れられない」と語る光景だったと 横綱とは、何? 自問したと「横綱とは日本の魂なのだと」以来「横綱としていかに生きるか」を自らに問いかけ続けている。と

29回目の優勝後記者会見を拒否した時 様々な憶測がされましたが、本当の理由が
奥様の第4子の悲しい出来事を思いやった白鵬の愛情と知ったときは みんなが感動しました。

朝青竜が引退した時も、涙を浮かべて、憧れの横綱だったと、
何もわからない少年の白鵬にいろいろ教えてくれたと 語っていたのを思い出します。

またTV番組で 強さの秘訣をインタビューされたとき
日本にはいい歌があるでしょ、
「勝と思うな 思えば負けよ」♫って 美空ひばりの柔を口ずさんでニコッと笑った笑顔の優しさ

白鵬の声も柔らかくて優しいですね 優しくて強くて まじめに練習して 敬う心思いやりの心いっぱい

素敵な横綱 大好きです。
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二紀展とホームコンサート

2014-11-24 14:10:22 | 音楽系
この三連休 私は芸術の(静謐な)秋三昧 の時を過ごしました。
一つは 友人の画家さんが出品しておられる 二紀展(京都市美術館)
そして昨日は 友人のピアニストさんのホームコンサート

内容や感想はまた別の機会に

ここには 空間の事を記します。
ホームコンサートがあったお家は 築40年位かな 広い応接間にソファーや形の違うたくさんの椅子をピアノを囲むように並べ クリスマスのリースがそっとテーブルの上に飾られた しつらえです。
ピアノの後ろ目の高さに横長の障子窓があります。ちょうど西からの日差しが 自然光の照明となって奏者を優しく包みます。南側は大きな窓があり 庭の木立にキラキラと日が差します。
お部屋は温かく お客さんはくつろぎ 全体にゆったりとし 静謐で落ち着いています。

このお家は あったかい生活が営まれている気配が感じられ 家が生きている みたいな!

京都市美術館 蹴上から南禅寺の前を散策して 美術館まで行こうと歩いたのですが
あまりに観光客さんが多くて 抹茶アイスを20人ぐらいの人がずらっと並んで食べておられたり
なんだかな~ってコースを辿ったので 美術館に辿り着いたとき 本当に涙出そうだった
美術館に漂ってる 長い時間ここでじっと 建ちつづけている建築物の醸し出す 包容力にね

二紀展の作品はみんな2メートル位の大作ばかりで その放っているものを丁寧に受け止めながら
ゆっくり歩いて時を過ごしました。3時ごろに着いたので、西日が高い天井窓に射していて
自然光と美術作品と静謐な空気を ありがとうって気持ちで 帰りました。

ホームコンサートの最後のプログラムはベートーベンの情熱だったんですね
凄く良かったし 拍手をいっぱ~い贈りました。
主催者の家主さんも「よかったね~感動だね~」って挨拶された後
「ベートーヴェンが来てたね」って
   
エエエ~ほんまですか~~いたんですか~~ベートーヴェンさんどこに~~~
わからんかった~~~(心の声)

って 一人乗り突っ込み で おちが つきましたとさ 楽しかったです
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