カルメン航海日記⑬

おばんです～カルメンです

昨日もカタカタと揺れていて、このまま大きくなるか
どうかなぁ・・とぼんやり考えながらそのまま

眠ってしまったようだ
朝から動き回り、ようやく戻ってきたら

お腹がペコペコだ
採れたてのトマトや、きゅうりの夏野菜を
食べつつ、ごはんを食べると気持ちがストンと

落ち着いた。

さてここからが最後の航海日記となる。青森から室蘭に向かった
歓迎のセレモニーはなんと幼稚園や小学生のこどもたちのヨサコイだ。

船のイベントホールの中でめいっぱい踊ってくれた。
それをみて涙が流れてきた。震災でたくさんの子ども達が亡くなった。

様々な思いが重なる。さらに室蘭から船は横浜に向けて下っていったが
最後の夜に仙フィルのコンサートマスターＤさんとともと東フィルの
コンサートマスターJさんがバイオリンを

演奏してたら、あまりにも素晴らしくそこに見えない魂がいたるところに
いて聞いているような錯覚をおこしたカルメン。敏感なアートの先生は

「たくさん来ているわね」とさりげなくつぶやいていたが、鎮魂の
メロディーとなればよいのだがと思った旅は終わった。