
まずは、マダイから始めましょう。
この角度から包丁を入れて(左利きです)
一応、薄造りです
でも、あなたは、今夜の主役ではありません。
続いては、アボカド行ってみましょう。
割ってみるまでドキドキのアボカドです
今回は、丁度いい頃合いだったみたいです。
アボカドの食べ頃って、おへそのところを押した感触で判断するんです。そのため、1個1個触ってみて、一番良いと思ったものを選ぶんですけど、ここ数年のコロナ禍で、あんまり気軽に触っちゃいけないこととか、せめて手指の消毒をすることとかとともに、『色の濃さ』で判断することも学んだ気がします。基本的には、黒ずみ始めたものかな。まず、それを見極めてから触ってみると、ほぼ間違いありません。って、主役は君でもないよ。
ホタテとともに並べました(センスないけど許して)
これで、脇役の準備ができました。いよいよ、主役の登場です。
本日の主役は、
このお方です
この方のうちでも、根っこです。つまり、根ワサビね。
ああ、素敵な緑色!
あまり大きくはないけど、これだけあれば十分です。そして、この色。喜びを予感させてくれる春の色です。
それでは、いってみましょう!とか言いながら、ここまで来たら、やることは摺り下ろすだけ。ここまでに、多少の手間がかかっています。
連れ帰った山葵根はこんな感じ
ひげ根を外して、たわしをかけると、
こうなります
包丁の刃で汚れを削り落とすと、下ごしらえ完了です。
これを鮫皮のおろし器で丁寧に擦っていくと、
はい、出来上がり
既に、爽やかな香りとともに辛味が広がり、涙が止まりません。空気に触れないように、ラップで密封して冷蔵庫で待機。
今宵の食卓
結構豪華になりました。でも、主役は、
あなたです!
まずは、恒例の、
ご飯に乗せて
醤油をちょっとかけて
口に運ぶと、
くわぁあああああ、堪らん!
家族で、涙を流しながら春の喜びをかみしめるひと時となりました。
いよいよやってきたのね、この季節が。
『聖地巡礼』、そして、山菜料理に浸る生活が始まりましたよ。
山の神様、ありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。
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