山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

山菜最盛期のランチ事情

2024年05月20日 | 山菜料理

 本日の収穫物は、

       重くて

        硬い

 そんな中に1本だけ、

       細身で柔らかい山菜

 オオナルコユリと申します。

 無事に連れ帰ることができました。

 この手の山菜、下手な積み方をすると、重い山菜と固い山菜の圧力で、帰宅するまでに潰れてしまいます。

 ここで忘れてならないのが山菜の詰め方の鉄則、『山菜は縦に詰め』ということになります。

 想像していただければ分かると思うんですけど、横に置いて積み重ねていったら、下に入った山菜が上からの圧力で潰れてしまうんです。

 だから、『縦』が大事なんですね。

 さて、こちら様は、山菜の女王と言って間違いのない甘くて美味しい山菜です。

 さっと茹でて、

       おひたしに

 こんなに少なくても非常に嬉しい。美味しく戴きました。

 続いてウドなんですけど、ドンコロ煮にするための素材は、既に待機中。

 したがって、また塩漬け保存かな?と思ったんだけど、ウド好きのYちゃんに連絡したら、喜んで引き取ってくれるとのことなので、刺身用だけ残して嫁ぎ先決定。

 そしてタケノコは、これまた3日前に採った分が茹で食用と焼き食用として待機しています。

 とりあえず、

       茹でては冷まし

       新聞紙で包む作業を繰り返していくと

       なんとか下ごしらえ終了

 これまた、引き取り手を募集した結果、何とかなりそうです。

 ホッと一息。

 さて、なんだかんだやっているうちに、またまたランチタイムが来てしまいました。

 本日の食材を考えると天ぷらですね。

 何と言っても、今年は、まだタケノコの天ぷらを揚げていない。

 ここで、思い出してしまいました。

 そう言えば、出番を待ってる子がいたっけ。

 慌てて冷蔵庫を探ると、

       コシアブラがいたんでした

 ハカマと付け根の木質部が残っていれば日持ちするんですけど、既に半月経っています。

 さすがに、調理するなら今でしょう。

 ということで、本日のランチは、新旧の山菜を使った山菜天ぷらそばです。

       いつものように冷たい衣に漬けたら

       170℃ほどで、あっさりめに揚げていきます

       茎が細いので揚げすぎ注意です

       タケノコは、もっと派手にできるんだけど

 採りたての美味しさを最優先に楽しみましょう。

 ※茹でたタケノコを使っています

 竹輪とアミエビとタマネギのかき揚げをちょっとあしらって、

       どうぞ召し上がれ

 今回は、極太の田舎蕎麦風の麺で戴きました(妻のチョイス)。

 春から初夏へと歩みを進める山の移ろいを楽しめる一品になったと思います。

 ああ~、美味しかった!

 これから我が家の台所と食卓は、ますます季節の味に埋め尽くされていくことになると思います。

 山の神様、本日もありがとうございました。

 そして、これからもよろしくお願いいたします。