今回の山業での収穫物。
左から赤コゴミ、ウルイ、ウド、ネマガリタケ
控え目でしょ。
出ていた量が少なめだったせいもあるんだけど、山菜が溢れている我が家の台所事情を考えると、妥当なところだと思います。
このうち、ウドに関しては、昨日記した通りの使い道になったんですけど、それ以外の山菜を、どう調理したかも記録しておいた方が良さそうなので残しておくことにします。
まず、ウルイです。
先日の収穫物があっという間になくなったので
きれいに汚れを落としたら茹でて
今回もおひたしにしました
やっぱり旨いっス。
続いては、
赤コゴミなんですけど
(妻)「やっぱり、赤コゴミは・・・」
(マタギ)「俺も、干してから食べるのが一番だと思う。」
阿吽の呼吸也。
ということで、
2分ほど茹でたら
日当たりの良い外に広げて干しました
約2時間後 ちょっと配置換えして
更に3時間すると、こんな感じ
夜露に当たらないように家に取り込んだら
翌朝、またお日様の力を借りて乾燥完了です。
これで3種類の調理ができました。 残っているのは、
この子たちだけです ネマガリタケ
この量だったら、しかも初物だったら調理方法は文句なく決まりです。
焼きタケノコしかないでしょう!
コンロに並べて強火で2分、弱火で7分焼いたら、
こうなります
夕食に戴くんですが、皮を剥くとホワッといい香り
これが堪らないのヨ!
そもそもアクの少ないネマガリタケだから、ただ焼くだけ。
そのことで、幾重にも重なった皮でタケノコの美味しさを閉じ込めた蒸し焼きになります。
同時に、直接あぶることによって皮から出る煙が、燻製の働きをして、この上ない香ばしさを加えてくれるんです。
多分、縄文時代辺りから続いている食べ方だと思うんだけど、ある意味で、非常に理にかなった至高の料理だと思います。
これまた多分だけど、ネマガリタケが採れる限り、永遠に廃れない料理だと思います。
ああ~、美味しかった!
家族みんなが大満足。
大変美味しく戴くことができました。
山の神様、今回もありがとうございました。
今年の山菜は、新しいステージに進んだと言ってよいと思いますが、これからもよろしくお願いいたします。