ちょっと買い物に出かけた。
「何か買っておくものある?」
「木綿豆腐、お願い。」
「あいよ!」
夏場のスイーツの原材料を仕入れるのが最大の目的。あわよくば、少なくなってきた常備菜の補充用に、鶏モツなんかがあればいいなあという気分だ。
早い時間帯なのだが、スーパーはそれなりに混んでいる。お盆ということと、台風が近いということでしょうか(13日の出来事です)。
スーパーでは、鶏モツ以外をゲットできたので、帰省している息子用に何か美味しい食材がないか物色してみた。すると、旨そうな田舎蕎麦が並んでいるじゃないの。これも、本日の昼食用にゲットですね。
OK!
ホクホク気分で帰宅すると、
「あ~あ。やっぱり言っておけばよかった。」
何の話かと思って尋ねると、
「私も買ってきてたの。」
へっ?
冷蔵庫を開けてみると、
生蕎麦10人前なり
どうする、マタギ! って、これは食べるしかないでしょう。とにもかくにも生蕎麦だ。賞味期限が近いので、早速1回目、料理しましょう。作るのは、夏野菜中心の天ぷらそばにします。
下ごしらえ・調理の部
まずは、天ぷらからです。
・茄子の先端は輪切りに、根元は縦に割って切れ目を入れておきます
※衣をつける前まで冷蔵庫で冷やし、直前に薄力粉をまぶしてみました
・かき揚げ用にタマネギニンジンとエビを準備(エビは切り分けました)
・大葉もちょっとだけ準備
・非常に暑いので、
・卵水(200ml)は、早めに溶いて冷凍庫で冷やしておきました
※小麦粉はまだですよ
・薄力粉200mlと片栗粉50mlを準備
・具材の用意が整ったので揚げ油の準備をします
・普通の天ぷらでは考えられない温度設定なのだけど、これで170℃ぐらい
・大葉は、裏面にだけ衣を塗って、サッと揚げました
いい感じです。
・いちいち揚げ玉を掬い取ることで、余計な焦げ付きを防げます
・大好きな茄子揚げは、付け根に力を入れると先っぽがスカートみたいに開くので、そこだけ揚げ固めてから油に浮かせます
※油面ギリギリ。怖くて写真は撮れません
・大葉と茄子が揚がったら、残りの衣にかき揚げの材料を入れて、お玉(小)で、2回に分けて揚げました
こんな感じ
・ここから蕎麦を茹でて、冷水で締めたら出来上がり
はい、皆さん!冷たいうちに召し上がれ!
やっぱり、この蕎麦は旨いっス。固すぎない田舎蕎麦という感じで、コシと香りもあるし喉ごしも大変結構。
みんな喜んで食べていたので良かったです。
まあ、あと6玉もあるから、最低、あと2回は食べねばならないんだけど、3~4日置きに食べていけばなくなるでしょう。
同じ蕎麦でも、調理の仕方を工夫すれば、飽きることなく食べ切れるんじゃないかな。
それにしても、『ゾンビ館』の時は、以心伝心で上手くいっていたんだけど、あれは、あくまでも偶然のなせる業ね。
やっぱり、コミュニケーションは、最低限とっていないとアキまへんなあ。