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山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

楽しかったよ、クロカンスキー

2023年03月05日 | 日記

 クロカンコースの解放カレンダーを調べてみたら、2月いっぱいで終わるようだ。でも、本日のお休み、せっかくだから滑りに行ってみることにした。日中にいろいろと予定が入っているので、早朝の滑走にしましょう。

 下界は雨模様、山の上は降雪でした。見下ろすと、

       霞?がかかって、景色が見えません

 雨じゃないんだから、よしとしましょう。身支度を整えてコースに入る。さすがに、ここ数日、気温の上下動が激しかったためだろう、コースはガッチガチに凍っていた。

 正直に申し上げますと、怖くて仕方がなかったです。だって、エッジが全く効かないんだもの。平地はスイスイ滑ります。でも、下りは恐怖の世界。プルークで何とかスピードを制御しながら進みます。

 そして、上り。氷の上をストックで体重を支えながら登っていくのが、これまた疲れる。

 こりゃいかん。コースを外れましょう。

 といっても、バックカントリーじゃありませんよ。圧雪車が整地した跡を辿るのを止めただけです。そうしたら、グッと安定して進むことができるようになりました。

 途中、

       また、ワカサギ釣りグループかな

       凍った沼の上を進んでいきました

 ワカサギ釣りも、そろそろ終盤でしょうね。どうぞ、安全に楽しんでください。

       空の色が違う

 寒いことは寒いんだけど、真冬の空とは違いますね。

       木の幹回りの穴も大きくなってきました

       杉の枝先も、ますます色が変わってきました

 ああ、春が来ますね。

 クロカンも、そろそろ、お終いかもしれません。数えてみると、今シーズンのスキーは6回。新しいスキーセットと共に、楽しませてもらったし、冬場の自然界との触れ合い、そして、体力作りになったと思います。

 来シーズンも楽しませてもらいたいですね。

 山の神様、天気の神様、この冬もありがとうございました。

 これからも、よろしくお願いいたします。


ハマる!ふるさと検定

2023年03月01日 | 日記

 朝、何とはなしに聞いていたラジオから、興味をひかれる話題が流れてきた。番組中に『マイあさ便り』というコーナーがあり、全国各地の情報が日替わりで放送されるのだが、本日は山形の情報らしい。内容は、『山形ふるさと観光検定』についてとのこと。山形について、大変物知りのリポーターさんなのだが、彼をもってしても苦戦を強いられたというお話。

 ほう、これは挑戦してみる価値がありそうですね。

 早速、ネットで検索してみると、ありましたありました。

       こんなタイトルです

 検定の種類は3段階に分かれていて、

  初級:山形を知りたい!

  中級:山形を紹介したい!

  上級:山形を極めたい!

というレベルなのだそうです。問題は、レベルごとに30問ずつ用意されているようです。

 面白そうじゃないの。それでは、初級から挑戦してみますか。

 検定を開始しました。問題は、

 

第〇問  戦国最強の武将と語り継がれ、米沢城本丸跡に建立された上杉神社の祭神としてまつられているのは誰?

     A、上杉鷹山   B、上杉謙信   C、伊達政宗   D、武田信玄

みたいな感じ。

 自然に関する問題もあります。

 

第〇問  「日本百名山」の一つに数えられる名峰「鳥海山」。・・・その気高い姿は、富士山になぞらえて何と呼ばれている?

     A、津軽富士    B、榛名富士   C、会津富士   D、出羽富士

 

 はっはっは、簡単じゃないか。

 スイスイと問題を解いていって、結果をクリックすると、

       どんなもんだい!

 調子に乗って、中級に挑戦。

第〇問  鮭川村で、推定樹齢1000年と言われる天然杉。トトロに似ていることで有名になった、この天然杉の愛称と言えば?

   A、トトロの大木   B、小杉の大杉   C、小杉の大木   D、トトロの大杉

ええ?そんな愛称あったの??? 

 分からないことだらけです。結果は、不合格。

 上級に進むと、更にマニアックというか、ローカル色が濃くなっていきます(記述式も出てくる)。こちらもアウト。(なんと、30問中15問しか正答なし)

       知り尽くしていると、うぬぼれていたけど

       こんなに知らなかったんだ

 知ってるつもりであることに安住していてはいけないんだな。前回のスキーとも共通するんだけど、時々、客観的に自分自身の現在地を点検してみることは大切なようですね。

 ちなみに、検定テストは、受験するたびに問題内容が変わるんです。でも、思い切って2回目のチャレンジをしたら、

       かろうじて合格できました

 ああ~、面白かった! そして、ためになった。

 この事業、文脈から推察するに、令和5年度もありそうです。

 自分自身の記憶と知識、それに地元に対する認識を確かめ深めるためにも、また挑戦したいものだと思いました。


スキーで人間ドック

2023年02月26日 | 日記

 夕方に出た天気予報では、明日の降水確率が、昨日までよりもグンと下がっていた。

 だったら出かけますよ、スキーツアーに。

 スキー用具は、いつでも出かけられるようにスタンバイしている。

 装備は、極寒だった前回の反省を生かして、ちょっと厚手のグローブとホッカイロを準備した。

 最後に残るのは、我が身です。

 スキー用具を一新したとは言え、どうも安定しない滑りへの違和感。

 理由は、道具のせいだけではないと思うんだよね。自分自身が怠けてきたから、スキーを以前のように操作できなくなったという気がするんですよ。

 だとすると、自分の技術点検を行って、身体のメンテナンスに生かすべきだと考えていたんです。

 本日は、お昼に予定も入っているから朝仕事です。前回にも増して早い時間帯にクロカンコースに出かけることにしました。

 当然、駐車場は空っぽ。職員の方々が、手作業、モービル、圧雪車と手分けしてゲレンデを整地していました。

 スキーを装着しようとしていると、圧雪車が近づいてきて、職員の方が声をかけてきました。

「ラングラウフですか?」

「はい、そうです。」

「まだ、コースの整地に入っていないんですけど、大丈夫ですか?」

「ああ、多分、大丈夫だと思います。」

「そうですか。ゲレンデの整地が終わったら回りますので。」

「ありがとうございます。」

「じゃあ、お気をつけて。」

 なるほど、マタギが年寄りだかからかどうかはわからないけれど、この辺一帯のスキー場を管理運営している職員さんたちにとっては、気にかかるはずだ。このところ、スキーヤーたちがコースを外れて遭難したという事故が多発しているもんね。

 「私は大丈夫です。」と言い切ってはいけないんですよ。

 山の事故だって、交通事故だって、原因は、ほとんど過信のはず。リュックの非常食とスマホ、防寒対策を確認して、新雪のコースに入る。

 きっもちいい!!!

 スキーはスイスイ。景色は抜群。遮るものは何もない。

       晴れてはいないけど

       昨夜降った雪が、ツリーを飾り

マタギを迎えてくれた。

      手前は北限のアベマキの木。奥は黒森山?

 ありゃ?

 調子に乗って滑っているうちに、中間地点まで来てしまった。本来の目的を忘れてるじゃん。

 ゲレンデ整地を終えたのであろう圧雪車がラングラウフコースに入ってきてくれた。なんだかんだ言って、圧雪車が入ると滑りやすくなるんですよ。

 ここで、ようやく本日の目的を思い出して、滑りに意識を切り替える。

       これは、何でしょう?

 じつは、圧雪車が整地してくれた後でスケーティングしたシュプールなんです。

 これを見ただけで、うまく滑れているかどうかがすぐに分かります。

       これが、技術点検開始直後のシュプール

 これに対して、

       こちらが15分後のシュプール

 同じ3歩なんだけど、2枚目の方が遠くの方から滑っているの分かりますか?

 これは、片足に長く乗って滑っている証拠なんです。その分、滑っている距離はもちろんスピードも時間も違います。

 身体的には、スピードに対応して安定してバランスを保っている状態。

 心理的には、気持ちよ~くスキーに乗ってるっていう感覚。

 この感覚が楽しみたかったんですよ!

       あらら、ゴールに着いちゃった

 前半、整地されていないコースを滑ったにもかかわらず、前回までよりも10分以上早くゴールしてしまいました。

 本来は、ネイチャーウオッチングが最大の目的なんで、早ければいいってわけではないんだけど、今回は仕方がないかな。

 本日は、自分とスキーの健康診断といったところでしょうか。ここには書かないけれど、自分自身の左右のバランスみたいな細かい状態を確認することもできました。

 ああ、いい一日(の前半)になった。

 天気の神様、山の神様、ありがとうございました。


晴れた 滑った 気持ちいい!

2023年02月23日 | 日記

 新しいスキーセットが届きチューニングを済ませて、約1週間。休みと好天とがようやくマッチングしそうだ。

 チューニングを済ませたスキーの滑りを確かめつつ、雪原での森林浴を楽しめそうではありませんか。

 本日は、諸般の事情により、朝一番でラングラウフコースに出て、早めに帰宅する予定。少々寒いんだけど仕方ない。早ければ早いなりのご利益もあるだろう。ちょっと心苦しいけれど、皆様の出勤時間ごろに出発。

 駐車場に着いたが、車は、なし。まあ、そりゃそうだろう。職員の方々が、ゲレンデスキー場の整備を進めているところだった。

 無人のコースに入り、1kmほど進むと、ワカサギ釣りの沼が見えてくる。既にそりを引いて沼に向かった跡が残っている。沼の上には、

       ぽつぽつとテントが

 かなり早い時間から訪れないとテントは立たないよね。気合いを感じます。マタギの山菜やキノコみたいに、ワカサギに取り憑かれてしまっているのかもしれませんね。 健闘を祈る。

 さて、本日は、曇り空だけど、風もない。一番長いコースを回ることにしましょう。気温はかなり低いので、途中で耳当てをかけた。手袋が、ホームセンターで買った薄地のものだったので指先がかじかむけど、走っているうちに慣れるんじゃないかな(・・・こういう思い込みを、なんちゃらバイアスと言って、非常に危険だってことは知ってるんだけど・・・)。次回は、厚手のグローブかホッカイロも用意することにしたいと思います。

 中間地点の沼に辿り着いたころ、空が明るくなってきた。

       おお、美しい!

 ちょっと心に余裕ができてきたので、周辺を見渡しながら進んでいくと、

       誰かさんが通った跡ですね

       これはウサギさんですね

       複数? 行ったり来たり?

 この寒い中を、走り回ってるんですね。冬眠せずに山で冬を越す動物は(も?)凄い。改めて敬意を覚えます。

       だんだんと日が高くなってきました

一段と、

       美しい!

       神様が宿っている世界です

       スタート地点に戻ってくると、子供たちがたくさん

 聞いてみると、市内の小学1・2年生だそうです。

 天候に恵まれてよかったね。多分、それだけで、良い思い出が保証されたようなものだと思いますよ。

 マタギも天候に恵まれて嬉しかったです。肝心のスキーの滑りだけど、まずまずですね。ストレスは、ほとんどありませんでした。ただ、スケーティングの時、ちょっと安定しないのは、スキーのせいなのか歳のせいなのか、定かではありません。これから、もう少し楽しみを重ねて慣れていくと変わるんじゃないかな。

 本当に気持ちよかった!

 山の神様、そして、天気の神様、ありがとうございました。


スキーが届いた

2023年02月18日 | 日記

 今まで使ってきたスキー靴がボロボロになって危険を感じたため、新しい靴の購入を考えた。で、調べてみるとですね、今まで使っていたシューズとビンディングが、既に過去の遺物というか博物館レベルになっており、新品はおろか中古品も全くないことが分かったんですよ。

 仕方がない、新しく買い揃えましょう。

 こらえ性のないマタギは、即座にネット検索して、それなりに良さそうなものを見つけたので購入ボタンをクリックしてしまいました。

 購入の決め手は、県内の業者であることと、ユーザーの評価。尾花沢市のスポーツ用品店なので、いざとなったら直行できるし、ユーザーの評価が、「大変丁寧に対応してくれました。」みたいなのばっかりだったので、「ここだ!」と思って決めました。

 翌日、お店に電話を入れてみると、評判通りの丁寧さ。

「昨日、ネットで注文した山形のマタギなんですけど、少し伺ってもいいですか?」

「はい、どうされましたか?」

「実は、昨日、あまり考えずに注文してしまったんですけど、今回の板(スキー)って、スケーティング用かクラシカル用かよく分からないまま注文してしまったんですよ。」

「そうでしたか。え~とですね、マタギさんが注文したのは、どちらとも言えませんね。」

「ああ、つまり、ラングラウフ用ってことですか?」

「その通りです。ソールに鱗のような溝が入っているタイプです。」

「分かりました。で、ビンディングですけど・・・・。」

 今さら色々聞いてくるなよ、と思ったかもしれないんだけど、こちらとしては、注文した日が定休日で電話が通じなかったものだから、翌日にかけたのだった。そんなマタギに、丁寧に答えてくれる。これは信頼できそうなお店ですね。

「・・・県内ですので、明日には届くと思います。ありがとうございました。」

 うわあ、明日届くんですか。 ワクワク

 そして、翌日。

 来ましたよ!

       スキーとストックと

       シューズです

 今までのレース用に比べると、少々重たいけれど、堅牢な感じ。これは、もしかしたら一生の共になりそうですね。ラッキーなことに、明日はお休み。しかも、大雪の後の晴れ間が広がるという予報。もちろん、滑り初め、決定です。

 翌朝、山形市のコースに行ってみると、

        素晴らしいコンディション

       蔵王と違って『密』の心配なし

       事前情報通り、コースも整地してくれてました

       今朝までに積もった雪がたっぷり残っている

       ナナカマドの実? 日差しに映える 小鳥も喜びそう

 途中で出会った釣り客と思われる夫婦連れは、凍った沼に向かうみたい。荷物をそりで引きながら、

「今年は釣れないらしいんだけどねえ。」

「でも、これだけ良いお天気だったら、それだけで嬉しいですよね。」

と申しておりました。おっしゃる通りだと思います。

       沼にはワカサギ釣りのドームがいっぱい

       スノートレッキングの一団にも会いました

 日が昇るにつれて、樹上の雪が舞い落ちてきます。

 あ~、気持ちよかった。

       帰り道に見えた山形盆地 美しい

 ただ、残念だったことが一つだけありました。

 スキーが、今までのものに比べて、滑らないんですよ(ただし、安定感は極めて良い)。

 まあ、レーシング用とラングラウフ用とを比べたら当然と言えば当然なんです。だけど、何の備えもなしに初滑りを試みたマタギも悪い。

 帰宅したら、まっ先にチューンナップしてしまうことにしました。

       ワックスとアイロンとスクラッパーその他

 こちらは、20年ぶりぐらいかな。きちんとチューンナップしましたよ。一度やってしまえば、かなり長く滑りがキープできるはずです(ツーリングくらいなら)。

       準備OK!

 さあ、次に滑りに行けるのはいつかな?楽しみで仕方ありません。

 まずは、楽しく、しかも無事に遊ばせてくれた山の神様に、そして、素敵なスキーを届けてくれた『Fスポーツ』に感謝です。

 ありがとうございました。