人は年金で暮らせないのか

先日、昔、普通の勤め人をしていた頃の仕事仲間と珍しく食事をしました。私より2歳下なのでまだちょっと余裕がありますが、60歳以降の雇用について説明があったそうです。
一般には一度退職なりして、給与が大幅に変わり、というか下がり、半分とか1/3になるそんな話が多いようですね。確かに急に半分や1/3になったら大変だと思うでしょうね。
それに加え、40年働いた褒美くらいは欲しいと思うでしょう。海外旅行に行きたい、車ももう最後だからいいのが欲しい、当然の欲求でしょうね。でも、所得が下がるので不安だと思うんでしょうね。
でもね、そういう欲求があるっていうことは実現できるっていうことなんですよ。だからやればいいんです。1/3でも収入はあるし、退職金もある、そのうえ年金もあるんですから。
さて本題の年金で暮らせるのかについて。私は暮らせると考えています。何故って、それしか収入がなくなるので、その範囲内で暮らさなければならないからです。ここが定年後の不安を感じている人との決定的な違いです。私から見て余裕がありそうな人が心配を抱え、余裕のない私が安心している、なんか面白い話です。
それと、60超えて月20万超える仕事を新しく探すのはまず不可能です。除く経理。あっても成果報酬か肉体酷使系です。ですので、収入が必要なら会社から斡旋されたりしたチャンスは逃さないほうがいいですよ。
その彼は退職後は別の会社も考えていて、私の仕事もと思ったそうですが、実態を聞いて止めておくと言っていました^^;労基法とか社保とか言っていられるのは相当幸せなことですよ。

長財布を持つとお金持ちになれる説がありますが、お金持ちが長財布を使っているだけでしょう。
それより貧乏人の財布は分厚い、こちらが本当でしょう。
私の財布。

from2011/02/02