以前、あみんの“待つわ”の歌詞で「かわいい振りしてあのこ...」を「かわいい顔してあのこ...」と思い込んでいたということを書きましたが、似たようなことが。
TVの番組で知ったのですが、有森裕子さんがバルセロナ五輪女子マラソンで銀メダルを獲得した時、「自分で自分を褒めてあげたい」と言っと思っていませんでしたか？私は思っていました。正確には「自分で自分を褒めたい」言っています。どうしてこうなったのか不明ですが、翌日のスポーツ新聞に早くもこう書かれていたようです。その後、乱れた日本語の見本みたいに言われ、有森さんにはいい迷惑でしたでしょうね。
もう一つ。横井庄一さんがグアムから帰国したときに「恥ずかしながら、帰って参りました」と言っと思っていませんでしたか？私は思っていました。これも正確には「恥ずかしいけど」でした。
人間の脳は、自分にしっくりくるように人の言ったことも変化させてしまう機能があるそうです。上記の例はかなり多くの人が間違っている方がしっくり来たようです。
巨人の長島選手引退の挨拶も、「巨人軍は永遠に不滅です」ではなく「永久に不滅です」と言っています。永遠も永久も同じ意味ですが、永遠は永遠の愛など文学的に使われることが多く、永久は永久磁石等技術的な文書など硬い表現に多く使われるようです。そこで永遠に不滅ですの方が自分にとって受け入れ易いので、そう記憶している人が多いようですね。
今日も記憶を頼りに書いているの、間違っていないといいのですが(^_^;
本日は中秋の名月のようです。仙台は夕方、土砂降りの雨だったようですが、夜は月が顔を出しました。
