ho999~死ぬ準備~

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桃の上下

2011年08月21日 | 日記・エッセイ・コラム

肌寒いですね。雨も降ったり止んだりで、蝉も鳴きません。今日は自宅のマンションの納涼会ですが、これでは盛り上がりません。
ちょっと旬を過ぎた感がありますが、桃について。
果物は普通、枝に付いていた方を上と言いませんか? ところが桃はどうでしょうか?ほとんどの場合、箱詰や陳列は下というか枝に付いていたのと反対側が上になっていませんか。テレビで観た和歌山の生産者の方はこちらを「上」呼んでしました。
これは赤い色を上にするからだと思います。店頭に並んでいる桃は、そのほとんどが白桃で、色の違いはあっても大雑把な区分けでは同じ種類です。桃は通常、袋をかけた有袋栽培ですが、この袋のかけ方で色付き方が違ってきます。このかけ方に産地による違いがあるようです。桃は山梨、福島、長野の3県で全体の7割の生産量を占めます。桃と言えば岡山も有名ですが、和歌山、山形に次いで6番目です。西日本では和歌山が1番だというのは意外でした。写真は向かって左が東北甲信越産、真ん中が和歌山、右が岡山です。桃は太陽の光を浴びると赤くなりますが、袋を外すと虫の害に遭いやすくなります。そこで袋を外すタイミングに違いが現れ、西に行くほど温暖で虫の量が増えるので、袋を長くかけておくようです。それがこの色の違いに現れるのだそうです。
私は桃が大好きですが、我が家ではどういう訳か娘が嫌いで、匂いさえ許せないということでなかなか食べられませんでした。でもこの夏から思う存分食べられます(^_^)

 

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