私小説

ユキの状況もだいぶ理解されてきたのかなと思います。

ユキが好きなのがファンだろうし、高いチケット買ってまで応援しにいきたいっていうのは大事なことだよね。
でもステージのユキがみんなの期待に答えられなくなってしまっているのは事実であると思います。


おばさんだって頑張っているのよ。


お父さんもがんばってるけどね。
女房扱いはうまい方だと思う。


それってどういう意味で？


猛獣使いってことかもしれませんね。


久しぶりにツアーから家に戻って女房を見ると、なんか凄みがちがうね。
居心地はともかく。


あ～ら、お久しぶりぃ。

ユキの歌詞って不可解な部分も多いと言われるけど、実際はすべてが生活というか、そんなものが基本になってる私小説的なところがあったりする。

ユキの歌詞がわかりにくいのはそういったユキの心情をわざと類推しにくくして難解にしようとしている風だ。
ユキのファンとして長年見てきているけど、昔からそれは変わっていないかんじだ。
おっさん、おばちゃん系ファンならジュディマリのころからの、私小説的なユキの世界というのはご理解いただけることだと思います。


ちなみに俺様も私小説的なんだけど、意外と気がついてくれる人って少ないです。


俺様の歌詞をみてくれればいろいろわかると思うけどね。


余計なことは気にしなくていいよ。

今回のメガフォの歌詞は、いまの状況が罠にかかったみたいで悶え苦しんでいる、というような、厳しさみたいなこと歌っているものが多い。
笑い飛ばせ！で歌われている世界もそうだし、とにかく悪戦苦闘みたいなユキの姿がなぜかほとんどの歌詞から想像されてしまうのだ。

前向きに頑張らなければ、どんどん坂道を転げるように転落してしまうのが芸能界。
でも、前向きに行こうにも、いまの環境はあまりにもユキに不利な状況になってしまっているということなのかな？

キャリア女性が仕事と家庭の狭間で悩むってことがあるというけど、ユキもそんな感じなのかな？？

ユキは結婚して、子供がいて、幸せを手に入れた。
でも、仕事はあまりうまくいかなくなってしまったのかと思う。
頑張っても、若いころみたいにすべての時間を仕事に捧げることは出来ないし、結果も芳しくない。
その状態を、「巧みな罠」とか、「落とし穴」なんて表現しているけど、それは適切なものなのかな？って疑問に思う。
芸能人として転落してしまっても、人間ユキとしては成功を手に入れたんだと思います。
ドリカムの吉田が人間としてのよろこびを捨て、芸能人としての成功を手に入れたのと反対だよね。

芸能人としての夢を追うことを諦めたユキだけど、ファンもそこは納得してくれると思う。
キングの妻としてのユキに失望するファンもいると思う。
プライベートなんて知りたくもないって思うファンも多いよね。

でも、ユキが好きなら、ユキが女としての喜びを手に入れたのなら、諦めもつくかも？
ダメなんでしょうか？？


お父さんが女房を幸せにしたら、なんかまずいでしょうか？？


立ち止まらず、そのままお行きよ。
ユキちゃん。


お父さんと、幸せになってみせるわ。




バンザイ