曇り。夜、ライブドアのDVDレンタルで借りていた今村昌平監督の「復讐するは我にあり」を見る。
この映画は、若い頃一度映画館で見た覚えがある映画である。
ドキュメンタリータッチの荒々しく臨場感のある撮影技法が斬新で今村昌平は、すごい映画を作ったなと思ったもんである。印象的なシーンもたくさんあり、私にとっては、いつも高順位に入る映画である。
今回見た印象は?
まずびっくりしたのは映画がカラーであったことである。(てっきり記憶の中ではモノクロになっていた。)そして色々なシーンを結構覚えていたいたと思っていたが、思い違いをしていたり、全く初めて見るシーンがあったりといかに記憶なんてものがあいまいなものか思い知りました。しかしそれゆえなんか初めて見るようで実に斬新で全く古さを感じさせず、一気に見てしまいました。
ドキュメンタリータッチの映像はスピーディーで緊張感がみなぎっており、緒形拳・三国連太郎・倍賞美津子・小川真由美の主要配役人だけではなく、脇役人の飯田蝶子・清川虹子(最高の名演技!)も画面から飛び出してくるような存在感があり、圧倒されました。
倍賞美津子・小川真由美の濡れ場シーンは、最高にエロチックであるし、緒形拳と清川虹子が絡む競艇場のシーンと北九州市の高塔山から骨を投げるラストシーンはこの映画の中でも私の一番好きなシーンです。
お勧めのDVDです。
その後は商談ルームに行きお留守番。
DM用の封筒の宛名書きをやる。ちょっとプリンターの調子が悪いのか時々詰まる。それでも夕方までには何とか仕上げる。
夜は、「義経」と「行列の出来る法律相談」を見て就寝。
「行列の出来る法律相談」の紳助の抜群の突っ込みトークにげらげらと笑う。
午後は、江津方面に出かけたついでに「木馬」に寄る。結婚式に出たり、東京に行ったりとバタバタしていたので1週間ぶりの来店。トンボちゃんもいたので久しぶりにダベリング。
何でかしらないないがここに来ると気分が落ち附く。
夜は「24」Ⅳ第9巻を見る。このDVDの最大の欠点(?)は、見だしたらとまらないということである。見終わったのは、11時半。10巻も借りていたのであるが、これを見ると1時半頃になるので、我慢して寝る。
第一部は、ショールームへの集客の仕方。第2部は、ショールームでの営業の仕方。それぞれに具体的で判りやすくちょっと加工したら、うちでもすぐに使えそうなことばかり。早速今度のリフォーム相談会に応用しよう。
帰りの飛行機や車の中でボーッとしながら今度の研修会で、何を自分は吸収したんだろうと考えた。
考えていたのは次のようなことである。
数字・数字とそんなことばかりを考えているから結局は数字は挙がらない!あがらないから色々な戦術を考える。一時はそれが成功してちょっと数字が挙がる。しかし又数字が下がるから次の戦術を考える。そして又一時的にはアップする。そしてまたまたーーーーーーーーーーーーーーー。最後にはニッチをサッチも行かなくなる。大事なのは数字かい?お金かい?会社が大きくなることかい?そんなことは結果であって目的ではない!目的はお客さんに喜んでもらう事ではなかったのかい?喜んでもらうためにはどうすればいいのか?考えるべきはそのことではないのかい?シップの私の息子や娘たちと同じ年頃の従業員さんが素晴らしいな思うのは、この辺がしっかりしているからからなのかい?
てなことを考えていました。でも考えてみたら女房がいつもこれに似たようなことを言っているよなあ。じゃあ私の一番の先生は女房かい!?
曇り時々晴れ。シップの「はいからモダン物語」研修会のため東京へ来ています。朝5時に起き、出雲空港から東京へやってきました。寝不足のため若干身体がだるし。
会場に着いたのは10時半。すでに研修は始まっていました。シップの清水君の、ライブ@インテリアを使った「はいからモダン」のプレゼンの説明の後、コメットさんが今度作られたリフォームスタジオでのお客さんへのプレゼンの再現。まずアトピッコハウスの本物たたみの説明から入り、お客さまの現調依頼をとる流れをよどみなく、時には激しく話される。「私がコメットさんの対抗営業マンだったら絶対に負けるね」「絶対に勝ちます!」 これぐらいでないとね。
午後は、アトピッコハウスの後藤社長の講演。色々な事があったので来る前は、激しくすっこみを入れる予定にしていたのであるが、後藤社長の次の一言でトーンダウン。「アトピッコは決して逃げません!増田さんにはこの借りはきっと返します!」
夜は話題のレストラン「カッシータ」に行く。ゴージャスな雰囲気。従業員の笑顔・気配り・おいしい料理。そして一緒に行ったメンバーとの楽しい会話。同じテーブルにいたメンバーの中に、ブログ仲間の石川県の「リフォーム鬼」の石川さん、埼玉の「正健プラニング」の鈴木さん、広島の「ファミエル」の丸山さんがいる。3人とも今日はじめて会ったのにまったく初めてのような気がしない。まるで数年来の知己のような感じである。年の差も忘れて喋り捲る。女房から、「あんたはいい年なんだからあんまりべらべらしゃべらずにじっくりと人の話しを聞いて、喋るときはゆっくりしゃべるんよ」と言われているのであるが、もうとまらない。「増田さんのしゃべり方は松山千春にそっくりですね」と丸山建設の社長さんから言われる。ほめ言葉と受け取ってまたしゃべる。
しかししゃべりすぎと昨夜の寝不足がたったのか、9時過ぎには激しい睡魔に襲われる。あまりに楽しかったので帰りたくはなかったが、あまり丈夫な身体でもないので後ろ髪を惹かれる思いでホテルに帰る。
曇りのち晴れ。日興建材の浜口君の結婚式に参加する。
会場は浜田の「ジョウイ・プラザ」
お嫁さんになられるお嬢さんは、下府町の方。なかなか可愛らしい人である。
いつもは、無口でおとなしい浜口君も、今日はさすがに満面の笑顔。
主賓の挨拶は、日興建材の社長(なかなかにうまい!)。私は、乾杯の挨拶(珍しくちょっと緊張)。
3時間半の結婚式。石見神楽の恵比寿子もあり、賑やかで楽しい結婚式であった。
披露宴会場の内装もなかなかによく、料理もかなりのもんであった。
帰りのタクシーの運転手さんに聞いた話であるが、最近の「ジョイ・プラザ」はすごく評判がいいそうである。年末には、一年間に式を挙げられたカップルを全員招待し、楽しく食事をしながら懇談するそうである。やるなあ福井さん!
浜口君、明日からは、ハワイに向けて新婚旅行。うらやましい限りである。
街角(益田市高津町) 持石海岸(益田市)
曇り。朝、車の中でFM山陰のおがっちの懐メロ」を聞いていると、石川セリの「八月の濡れた砂」がかかる。おお懐かしい!とつい一緒に口ずさむ。
「八月の濡れた砂」、これは同名の映画の主題歌である。監督は、今はなき藤田敏八。日活がロマンポルノをやる前の日活ニューシネマといわれた時代の映画である。
見たのは1972年ごろではないかと思う。場所は池袋の地下の映画館。
湘南の海を舞台に若者の挫折と焦燥を、アンニュイでシャープな映像で描いていた映画であったように思う。
野田テレサの黒いひとみと長い髪そしてエキゾチックな顔立ちが強烈に印象に残っている。
この主題歌が流れたのは、ラストシーン。真っ赤な夕日が海に静かに沈んでいくところであった。驚いたのは満員の観客が、突然この歌を合唱しだしたことである。
♪あたしの海を真っ赤に染めて-------♪
思わずつられて私も歌ってしまっていた。
午後は、昨日と同じように、明日のタカラ益田ショールームでのリフォーム相談会の情宣に歩く。まあ一生懸命に歩いたと書いておこう。
昼休み時の広島・大田川沿い
広島に女房と一緒にペット共生住宅の研修会に参加する。「これって面白いじゃあない」と珍しく女房からの提案があったので、あまり気は進まなかったが、まあ無料だし行ってみるかと、出かけたわけである
ところがどっこい予想に反してなかなかにためになる研修であった。
特に鈴木清隆さん(実は一回どこかで見かけたような気がするのであるが)のマーケッティングの話は、実に的確で解りやすく共感を覚える。
「今マーケッティングで一番重要なのは、差別化ではなく独自性を全面に出すこと」という指摘は、異議なし!である。
鈴木さんの主張は、この独自性のひとつとして、ペットを中心にしたマーケッティングを全面に押し出したらどうでしょうかというのが主意である。
帰りの車の中で女房に「3万円出しても欲しくなかったなあ」と言うと珍しく「そうだね」と答える。このペットリフォームてちょっと面白いかもね。
浅利海岸
アトピッコの福岡さんが、滋賀県からO邸のはいからさん(珪藻土壁材)の様子を見に来店。ちょっと話した後すぐO邸に行ってみる。
この現場は、おっちょこちょいの私がよく調べもせずに、はいからさんをボードの上にシーラーを塗らずいきなり塗ったため、ビス頭・ボードの継ぎ目等々が浮き上がり、しかもひどい色むらを起こしたため、ちょっと乾いた後、シーラーを塗り、はいからさんをその上から塗ったものである。
それから3週間たったが、やはり少し色むらが気になるので福岡さんがわざわざ見に来てくれたと言うわけである。
現場を見た福岡さんの言。
はいからさんをはいからさんの上から塗るのは、あまりよくなくどうしても色むらを起こしやすくなる。(その原因を詳しく説明してくれたがうまく理解できず)
どうしてもやる時は、シーラーを2度塗して欲しいと言うこと。等々親切に色々提案を受ける。(しかし半分以上理解できず。すいません福岡さん!)そしてこれらの色むらは期間がたつとまだまだ取れるとの事。
Oさんの言葉。「ちょっと仕上げには満足していないけど。まあこれでいいんじゃあないの。増田さんが一生懸命やってくれたし。最初、絶対にこのはいからさんはいい材料だから、使わせてくださいと言われた時は実験的な意味もあったんだろうし。いいんじゃないの。今度はうまくやってね」
もちろん今度はうまくやります!Oさん有難うございいました。