温泉津町井田の現場に行った帰り、久しぶりに岩竜寺の滝が見たくなったので寄ってみる。
ダムの関係でほんの近くまでくるまがいけるようになっていて非常に便利。
階段を降りてダムの側まで行ってみると、不思議な4人組に遭遇。
女3人に男一人。3人の女の人は日本人。男の人はどう見ても東南アジア系の人。そして男の人は派手な尺八のようなものを持っている。
カメラマン魂が突然疼く。
「滝の前でその笛をふいてもらえません」
「いいよ!」
その人が笛を吹き出すと一人の女の人が踊り出す。
笛の不思議な音色と即興のダンスそして滝の音。
不思議な空間が出現する。
夢中でシャッターを切る。
後で聞くと男の人はネパール人。日本全国を歩いているようである。
そしてあの不思議な笛はオーストラリアの原住民アポロジニ人のディシュリドュとう名の笛らしい。