晴れ。昼前に湯里の車庫の現場で、塗装・照明器具・内壁の打ち合わせを済ませたあと、浅利町の喫茶「道」でハンバーグ定食を食べる。ここには、たまにいくのであるがここのハンバーグ定食は、実にうまい!
その後浅利海水浴場の駐車場で車を止め、最近お気に入りの志ん朝の「居残り佐平次」と「雛鍔」をipodで聞きながら爆睡。
昼寝をしてしまうと、急に身体がだるくなり、昼からは益田に行く予定であったが、”仕事はやんぺ!”という気分になり、いつも行く喫茶「木馬」に行きダベリング。
「木馬」を出た後、温泉でも行くかと思ったが、またまた気分が変わり、海浜公園の駐車場に車を止め読みかけの三島由紀夫の「金閣寺」を読み始める。
この小説は、高校2年の時むさぼり読むように読んだ小説であるが、40年ぶりの再読。しかし過剰な自意識と屈折した美意識が横溢するこの観念小説をどこが面白くて高校2年のくそがきは、読んだんだろう?それが不思議!しかしこの小説を読んだとき、俺も将来はこんな小説を書いてやろうと思ったのは確か。
色々な思いが錯綜する小説であるが、もちろん今読んでも面白い。
しかし一遍の小説として突き放して読めるのは、年のせいかな?
晴れ時々曇り。昨日あわただしくてできなかったミーティングをやる。
話したいことはたくさんあったが、みんな(私も含め)忙しそうなので、連絡事項のみ。
その後DMの原稿の打ち合わせを柏村印刷の山岡君とやる。
今回DMは二種類やる予定だあったが、予算オーバーだったので一種類のみ、「癒し工房J」の分にする。
私がこの1ヶ月使ってみて非常に良いので、本格的に拡販をやろうと思っているのだが、どうもみんなの水に警戒感が強くいまいち盛り上がらない。
しょうがないないので当面は一人で頑張ろう。
晴れ時々曇り。今日は、商談ルームの店番。午前中、DMの原稿を作った後午後は、DVDで「Mr&Mrsスミス」を見る。ブラビとアンジーが共演の話題の映画である。
ストーリーは実に荒唐無稽。しかし当代随一の美男・美女のアクションスターのこの二人がやると様になるから不思議。
機関銃をぶっ放し、爆弾が炸裂し、車が爆走する。
いつの間にかこの映画の中に引き込まれる。
アンジーは「トゥームレイダー」以来のファンなので彼女を見ているだけでも楽しめる。黒のボンデージ姿のアンジーなんて最高にセクシーだね。
オープニングとエンディングが小粋でなかなかいい。
続編がお楽しみである。
夜は、石井輝男監督、高倉健主演の「網走番外地 望郷篇」を見る。
確かこの映画は昔、場末の映画館で見た記憶がある。
覚えているのは、嵐勘寿郎がなかなか渋くいいねということと、高倉健がトスをもって殴りこみをかける場面で、全共闘の連中が「異議なし!」と叫んだことくらいか?
今回は、嵐勘寿郎ももちろんいいが、高倉健がなかなかいい。
どすを持って殴り込みをかける高倉健をてめる桜町京子(これが可憐でいい!)を振り切っていく場面がいいね。
「男には、生涯一度だけ思いっきり怒らなければいけないときがある。それがいまだ!」かっくいいね。私も思わず”異議なし”と叫んでしまいました。
由利徹がワンシーンしかでないが、実にいい味を出している。
今夜はスカッとして寝れる。
”♪春~にい、春に浮かれし花も散る--------”
名曲です。
晴れ時々曇り。夜、小林正樹の名作「切腹」をDVDで見る。
画面はモノクロであるが、無駄をは省いた端正な映像と緊迫感あふれる演出で見るものをぐいぐいと映画に引き込んでいく。
最近は蒲団の中で寝転んでみることがほとんどなのであるが、この映画、15分目くらいから、蒲団の中で端座してみてしまった。
浪人役の仲代達也と家老役の三国連太郎の生命と意地をかけた丁々発止のやりあいは、ドラマツルギーをぐいぐい盛り上げていく。
ラストシーンの壮絶な斬りあいシーンでは、思わず仲代達也に感情移入してしまい、「負けるな仲代達也!」と叫んでしまう。
久しぶりに眠気をぶっ飛ばしてくれる映画であった。
しかし後は神経が興奮して眠れず。
施工中のトイレ。INAXのトイレアティスはデザイン・機能も素晴らしいがなんとメーカー保証が5年間。これは最高のサービス。
曇り時々雨。朝から霙交じりの雨が降り、風は強し。
今日は大型車庫の上棟日なのであるが、まあ少し雨は降るが大丈夫だろうとレッカーをいれ建前をやることにする。
現場に行ってみると構造材は、米松の結構大きなものが入っている。
大工さんに「これならちょっと手を入れると2階にも家ができそうだね」というと
「大丈夫・大丈夫できまっせ」との返事。
いずれは2階に部屋が欲しいと考えられたいたお施主さんにそのことを伝えると、非常に喜ばれる。
4隅に塩と酒を撒きお清めをする。
風がかなり強く、昼前には霙交じりの雨が降り大工さんが大変であったが、夕方には屋根じまいまでやってしまう。
10M×8Mの大きさ。前にはアルミの電動シャッターが付く。完成が楽しみである。
車庫上棟(大田市温泉津町湯里) ライフスタイルCADで作った完成パース
晴れ時々曇り。午後、丸共建材2階会議室で開催された、フクビの新しい耐震工法「ARS」工法の研修会に参加。アルミド繊維の50センチの縄を、柱と基礎部分に埋め込み、ほぞ抜けを防ごうとする工法である。施工が簡単でよく考えられているなと感心する。
外壁リフォームとセットで提案したら結構いけるんではないかと思う。
「はいからモダン物語」の現場、今日コンセントの器具付けが終わったので、床の養生を取りワックスがけをやる。
床は松無垢30ミリのフローリングなので、ワックスがけをしていても足裏がなんとも心地よく暖かい。やはり自然素材はいい!
無垢のフローリング・はいからさん・すぴんクロス、この組みあわせは、これからは時流になるだろうと思う。
晴れ時々曇り。久しぶりにお袋を見に「さくらが丘」にいく。様子は相変わらずである。
ヘルパーの藤田さんから「一時期食べる量が少なくなったので、増田さんちゃんと食べなきゃ又病院に行くようなよ、とちょっときつくいってからは又よく食べられるようになりましたよ」とのことである。夜久しぶりに大阪にいる妹より電話があり連休にはちょっと帰ってみるとの事。
夜、「ジャスト」にスマップの新曲が入っているCDを買いにいく。2日遅れの女房の誕生日プレゼントである。ありがとうといってもらったのはうれしいが、後がいけない。
「何だ!たた4曲しかはいていないじゃない?スマップの曲がたくさん入っているアルバムのほうがいいのに」
夕方昨日塗った「はいからさん」の現場に行ってみる。まだ乾いてはいなかったが、なんとも部屋の空気感が違う。清涼感というかなんと言うかなんともいい感じである。
うーんっ!「はいからんさん」は素晴らしい!!
晴れ時々曇り。今日は、「はいからモダン物語」の現場に左官さんが入り、アトッピコハウスの珪藻土壁材「はいからさん」を塗り始める。
今珪藻土ブームで、世の中には色んな珪藻土がごまんと出回っているが、このアトピッコの「はいからさん」は実に珪藻土の含有率が70パーセントもあり、凝固材ににがりやマグネシュームセメントを使いっているために、まったく化学物質が含まれていないという優れもの壁材である。子供が口の中に入れてもまったく無害であるいう建材でもある。
今回使用するのは、ホワイト色にちょっとわらを入れた「はいからさん」である。
左官さんが塗る現場に行ってみたけど、なんとも柔らかな気品がある。とてもクロスなどでは、この味わいはでない。
外壁でも最近は、塗り壁がはやっているらしいし、これからはこの20年間下降一方の左官さんの時代がやってくるかもしれない。
「加藤さん、これからは左官さんの時代がやってくるよ」
「そうだといいんだが?もう年だしね」
「いや間違いなく。いい時代が来るよ」