![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/7d/a363ef2040ca65bffcacaef1d57c2809.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f4/c7c6b54cf72aa20bf0a6446e3736c06a.jpg)
- Pseudopleuronectes herzensteini (Jordan & Snyder, 1901) -
マガレイは、マコガレイと良く似たスタイルですが、裏側の尾っぽ付近が 黄色く色付く のが特徴です。
識別は、いろいろあるものの中々難しいので、この黄色が確認できればマガレイと判断するのが簡単みたい。
魚屋なとどでは、裏側の白い方を表にして並べられる事が多いので、確認し易いと思います。
今日は、そのマガレイのスープを二皿用意しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/3d/960a161fad3ff9181aa35d1c2952c805.jpg)
マガレイのクリームスープ
秋になって、涼しくなると、クリームスープのトロリとした濃度が恋しくなります。
今日は、えのき茸をたっぷり使い、純白のとろとろスープを造ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/52/8e5723c1901a7e04d8641ed6e6623823.jpg)
マガレイは、五枚に卸して皮を引き、振り塩して2時間ほど常温に放置。
臭みのあるカレイではないけれど、染み出た水分をキッチンペーパーで拭き取り、塩と白粉胡椒を振り、
片栗粉を厚めに塗します。余分な片栗粉は、スープのトロみになるので、ぼってり付けちゃいましょう。
大蒜と唐辛子で香味立てしたオリーブオイルに、バターを加え、続いてマガレイを投入。
焦げ付かない様に、フライパンを振りながら両面をソテー。
屑野菜を煮込んで造ってストックしてある野菜コンソメと、白ワインをどぼどぼ加えてひと煮立ち。
えのき茸は、直ぐに火が通るので、仕上げ直前に加えます。
生クリーム、塩、胡椒で味覚を調え、場合によりバターを増量して完成~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/fa/1a247bddd1b3fe6a4c3fa827e7d851e1.jpg)
真鰈の魚肉は、鰈らしく繊細で上品。
こんなマイルドな クリーム&バター系と良く合い、美味しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ad/8c56efce1d3a03bf21ad5d11004fca17.jpg)
何時も沢山の具材を加えたがるわたしにしては珍しく、今回はえのき茸のみをたっぷり使いました。
シンプルだけど、ほっこり優しい味覚が素敵でした。
えのき茸も、真ガレイも、加熱時間は最小限にするのが唯一の注意点かな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d6/a7006d8e6c2a745d484c6fbfc8a0a96d.jpg)
マガレイのセロリスープ
もう一皿は、クリームスープのマイルドでクリーミーなのとは対極の、香味系スープです。
セロリをたっぷり使った香味は、大好物なんだけど、好き嫌いははっきり二分されるタイプかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/4b/6e8bd391cf4ef38f0ea2853ee27c1483.jpg)
クリームソース同様に下処理した魚肉に、今度は片栗粉を 薄く 振っています。
刷毛に片栗粉を付けて、真上からうっすらと振る程度に留めています。
こちらは、クリームスープみたいなトロみは出したくないので。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/53/1942b9c5d9fc43b827e9ba8dff5d9b82.jpg)
オリーブオイルに大蒜と唐辛子て香味立ては同様ですが、こちらは、生姜と葱の青葉も加えて香味立てしています。
そしてえのき茸と比べセロリは火の通りは時間がかかるので、最初にセロリを投入して炒め始め、
有る程度火が通ってきたら、マガレイを投入、両面をソテーします。
野菜コンソメと白ワインを加え、塩、胡椒で味覚を調え、
仕上げ間際に鰯の醗酵醤油「よしる」を隠し味にぽちっと投入して、完成~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/54/7f99b0aa80cf76db8fc4106bbe979314.jpg)
こちらのスープは、かなり香味の強い刺激系。個性的でオトナの味覚ですね。
このタイプが苦手な人からは、「青っ臭い」と、酷評されるかもしれないタイプの仕上がりだと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/cb/d028067a18c23c87f7fa01b2bc13ef02.jpg)
今回は、空芯菜の新芽を軽くソテーして添えています。
こちらも、青っ臭く、ホロ苦い味覚なので、好き嫌いは分かれそうね。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/db/14f7861edbbf28130f96a8360f71eaf8.jpg)
と、言う事で、マガレイを使った二種類のスープでした。
クリーミーでマイルドなクリームスープと、セロリたっぷりの香味系スープ。
両極端で、好対照。
個人的に、あまり中道的なものより、
おもいっきりどちらかに振った個性のある料理の方がインパクトがあって好みなんです。。(^。^)/
クリーム系大好きな人も、セロリの香味が大好きな人も、
ぽちっ !
↓
![](http://image.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_1321_1.gif)
![にほんブログ村 料理ブログ 魚料理へ](http://food.blogmura.com/sakanafood/img/sakanafood88_31_rainbow_2.gif)
クリック応援 ありがとう。これを励みに、もう少し頑張ります。
最後まで読んでくれ感謝です。また、暇な時にでも遊びに来てくださいね~
今朝は早起きしてしまっただわ~
トマトもセロリーも大好きで
このひたきさんのphotoでも セロリーの葉っぱが あしらいに入ってるけど
わたしは 若い柔らかい葉は
いつもこまかくきざんで 使ってしまうのよ~
天ぷらにもしますよ~
話は違うけど スープでガスパッチョ、、
いましらべてみたら どれにもセロリーが入ってないけど
以前S`pore で スペイン人が作ってもってきたのは 絶対 セロリーが
入っていたと思うんだけど、
ひたきさんは どうつくりますか?
どちらも魅力的で味わってみたいけど、今日はセロリのスープに一票 !
新宅に書き込みしてたけど、こちらは初めてのカキコだったかな?
スープ2題、ひたきさんのスープは、具沢山で汁は少なめが多いのよね。
どちらかというと、おかずっぽいスープのようです。
両方美味しそうなんだけど、なんちゃんはクリームスープに一票。
それに引きかえ自分なんて、大雑把過ぎて恥ずかしくなるわね。
私はおこちゃまなのでオトナの味覚より、マイルドなクリームスープに一票 !
プルプルなカレイの魚肉に、シャッキリした榎の歯触りが、写真を通してしっかり伝わってきますよ。
ステキな魚料理が沢山あって凄いです。
秋刀魚の木の葉造りは、初めてみました。感動的な美しさにうっとりです。
また、頻繁に寄らせて頂きます。
マコガレイとマガレイの簡単な見分け方・・・流石です。
釣りの本でもこんな簡単な見分け方を紹介している本はありません。
恐れ入りました・・・カレイの魚影の濃い岩手・宮城を代表?して・・・・。
ひたきさんのブログは釣り人でもなかなか知らない事が
綴られていてとても楽しみに拝見しています。
セロリは大好きで常時ストックして食べまくってます。
わたしの場合、料理に使うのは茎だけで、葉っぱは、刻んでサラダで食べてます。
葉っぱは、青臭さが強いのでスープ物や煮物に使うのは少しキツいですよね。
生食なら爽やかで美味しく味わえちゃいます。葉っぱの天麩羅もたまにやってます。。
セロリのサラダは良く味わってるけど、ほとんどブログアップしてないですね。
わたしは、ガスパッチョはたまにしか造らないけど、セロリは必ず使ってますけどね。
でも、ガスパッチョもブログアップした事無いですねぇ。。
それに似あうお洒落な器を持って無いというのが一番問題かも。(^_^;
こちらには初めてのカキコでしたか。ありがとさんです。。
Karazzaさんは、かなりお料理が得意そうなので、いろいろ教えてくださいね。
汁がたっぷりで、具材が少しというタイプより、書かれている様な具沢山のオカズタイプのスープが多いです。
今回の二品もそんなタイプですね。
ryupnaさん、なんちゃん共にイタリアンな人なので、セロリスープと言うかと思ったら、クリームスープ派だったのね。
ちょっと意外だったなぁ。想定外だったです。(笑)