あかるいほうへ

       おばあさん魔女への道

シモキタ

2017-01-20 | お出かけ
十数年前、まだ幼かったサリーと下北沢に来たことがある。
フジコ・ヘミングの家を探した珍道中
見つけた時は、2人で感動して、その前で写真撮ったな。
サリーは、そこが下北沢だったって
知らないんじゃないかな?

まさか、その十数年後に、
サリーがここでお芝居をし
私が見に来るなんてね。
夢にも思わなかったよ。

駅前には、本多劇場系の劇場がいくつかありました。

ここに、チラシが貼ってありましたよ。

どうしても、親目線で見てしまいます。
自分とは正反対の感情をぶつける女の子の役を
力強く、時にはユーモラスに、そして繊細に、演じていました。
経験したこともないことも、
舞台の上で経験している姿
娘にとって2年ぶりの舞台でした。
待ちに待った舞台でした。
表面に出ることが少なかった間に
根っこが育っていたんだと思いました。

最近、痛感するのは
お芝居のストーリーを追うことよりも
そこに出て来る人間を通して
自分のことを考える。
そして、それをエネルギーに変えたりもする。
そんな風に楽しむのは、歳をとったせいでしょうか。

あと2回見ることで、もっと深く理解できるかな。
明日は、仕事の後に見に行きます。
1日経ったことで、また経験を増やして
また違った角度から観れるかもしれない。
そして、演じる側も
お稽古と違った、本番の中で育つと思います。
だからサンカイミル!
演劇好きなんです。


高校時代の担任の先生もいらっしゃって、
お花のプレゼントが!
そして偶然にも私の2つ隣の席でしたので
ご挨拶出来ました。
熊本や鹿児島時代にお世話になった先生方にも見せたかったです。
ありがたいことです。

帰り際、同世代の奥様とおしゃべりしました。
友達のお嬢さんが出ていたそうです。
サリーのことも褒めてくださいました。
若いっていいね。
自分が若い頃、もっと好きなことやってればよかった。
そんな会話になりました。

就活はしない。
そう覚悟を決めたサリーを応援していきます。

帰り道、ニムスコに
晩御飯はいるかラインして見ると

同じ返事が返って来ました。

にゃっとしました。

こうして子どもたちのご飯を作ること、
あと何年くらい続くのだろう。

今日はなぜだか嬉しかった。

お母さんとして、世話を焼ける日々も
貴重だ。

梅という苗字

2017-01-20 | お出かけ
サリーの舞台の感想書くと思ったでしょ?

ところがどっこい

今日は、盆と正月がいっぺんに来る日にしました、

午前中は、TOBICHIに行って
梅佳代さんの、写真展行って来ましたよ。

白い犬


名前なんてないのかな?
でも、家族に愛されている。



こうやって、のれんがわりにするのもありだな。
次の家でやってみようかな?

外は、お墓

梅佳代さんがニャッと、笑ってそう。

with まさはるふくやま

井上陽水風


なんだか、チャイが恋しくなって来た。
庭のチャイもっと構ってあげなきゃ!

それから、梅佳代さんのじっちゃま
まだまだお元気のようです。
嬉しい。


耳が遠くなり、電話で会話にならない。
〔私も父と会話するときはそうだ。
内容より、元気がわかればいいかと。〕
梅佳代さんが電話を代わる。

手持ちぶたさに、カメラ目線の、じっちゃま

どうやら、おじいちゃんが元気が声を聞きたくなったらしいので、
「暖かくなったら会おうね。」
と、伝えたそうです。
「そう、今は寒いからな。」
と、満足げでした。

早く父に会いに行かなきゃ!
と、思わせる。

彼女の写真はユニークだけど、
そのあとにじわーっとくるんだよな。


なんと!太宰治の単行本の表紙が
梅佳代さんの写真
高校のとき私、新潮文庫の太宰治を全部揃えた。
黒いカバーだったのに、今こんなに面白くなって嬉しい。



梅佳代さんと太宰治かぁ

こうやって、笑いを欲しがるのは、
根暗だからかな?

TOBICHIのスタッフと、そんな話をしながら

うめめを買ったのでした。