朝起きてから寝るまでの一日。自分の年齢から計算すると、すでに20,000日以上を迎えた勘定である。そして、その毎日はその時々に住まった自分の家がベースである。
物理的な自宅に身を置くわけであるが、こころの世界も同じように家がベースにあるように思う。どこか安心で癒されるような場所がこころの中にあるようだ。
家とは自分にとってどんなものか?そんなことを、2-3日考えていた。自分の幼い頃の家のイメージが大部分であるが、ふっと思い出すことが2つある。
ひとつは、幼いころに読んだ絵本、ちいさいおうち。田舎の小さなお家が、だんだん街が開発され周りがギスギスしてくるが、最後にはまた田舎に移転するという話である。
当時は岩波文庫から出た、「ちびくろさんぼ」などの絵本もあったが、「ちいさいおうち」は子供にも買ってあげた本であった。波瀾万丈でも、最初と最後は落ち着ける場所という原点を教えてくれるのだろうか。
もうひとつ思い出したのは、有名なGreen Green Grass Of Homeである。ホームページ検索や、YouTubeでエルビスプレスリーなどの歌も聴くことができた。死刑囚の話ではあるが、「ちいさいおうち」と自分の世界では繋がるところがあり、リラックスできる。
自分のこころのどこかにある、ちいさいおうち、その中はどうなっているのだろう?
<家1/4>
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