明智光成の家紋は桔梗紋で有名である。本能寺で信長を奇襲したときに、信長側が、明智光秀の乱入を知ることになった有名な紋である。
さて、自分の人生を顧みると、時に、考えてもみなかったコトがおこり、混乱する現場の中で、混乱する人と話し合う経験がいくつかある。自分の中に恐怖感、錯乱感・・・ 勿論、様々なこころの防衛機制も働く。
カウンセリングを勉強して1-2年のころ、傾聴のやり方を徐々に身につけていった。カールロジャーズの6条件が有名であるが、これを勉強していった。そして、習ったばかりのこの知識で助かったという実感を伴った経験がある。
混乱する人(現実吟味力を欠いた行動をするなど)と対峙するとき、その方がより平静な状態に戻るように、正しい判断をしてもらおうとするとき、お説教などをしても殆ど混乱を増すだけである。
まずは、ゆっくり相手の話を聴き、その方の真実の声を聴くように勤める。傾聴は相手に同調・賛成をすることではない、相手の身になり、相手がある状況の中で、どう感じているかということに集中し、共感・受容・純粋と一致に努める。
そして、その前提に、混乱する相手の中にも、愛するべき魂があることを、どこかで信じることが重要であるように思う。
<日常の現場1/4>
人気blogランキングへ <- 1クリック是非とも応援お願いします!