イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛のタマネギ料理!

2008-01-19 | 第二章「五感と体感」

 野菜の中でも、タマネギはとても強い五感の印象がある。タマネギを刻む時の眼を刺激する、独特の臭い。ヌメヌメする感触。皮だけの不思議な形。

 刻んで、よく炒めると甘くおいしくなるので、オニオンスープを作るときなど、ひたすら炒める。炒める時の、コンロの熱さや、音・・・五感・体感を使ってのタマネギ料理は強烈である。

 さらに、料理は他人のために作るため、優しい想いがどこかにあり、その五感・体感にブレンドされる。ふと、タマネギは私にとって愛の野菜かなと思う。

 タマネギは、紀元前から食用とされていたようである。エジプトで食用とされた記録があるらしい。実際に人間が食用とした時期はよくわからない。

 タマネギの中に含まれる、硫黄化合物は犬、猫、ウサギには毒で食べて死ぬこともあるという。ただ、人間には何故か無害だそうである。

 このあたりも、遺伝子の研究が進むと、タマネギを食用にする過程で祖先のお祖父さん、お婆さんが如何に苦労したかがわかってくるかもしれない。植物を人間が食するために、命をかけた戦いが先祖にあったと読んだことがある。南アメリカでのモンゴロイドとマニオクの戦いはすさまじかったらしい。

 今日は、タマネギで愛のオニオンスープでもつくってみようか!

 <五感・体感の意義 9/10>

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