イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

命の詩!

2008-01-11 | 第二章「五感と体感」

  ロレンツォのオイル(命の詩)という映画を観た。映画は2時間なら2時間、時間と共に、視覚、聴覚、等体感に訴える芸術であり、最近は時間があれば観るようにしている。

 この映画は、象徴的にも東アフリカから話が始まり、幼いロレンツォが稀有な難病で、当時治療法が確立されていない遺伝性の副腎白質ジストロフィー(ALD)を発症する。ALDは発症後1-2年で亡くなるとされていた。

 そして、母と父、ロレンツォが信じられないような奮闘努力の結果、治療薬を見出して生き延びていくストーリーである。

 人間が身体、心、魂から成り立つと仮定すると、彼ら家族の奮闘努力する場は、医療および福祉、心理学、そして宗教・哲学の分野に及ぶ。実際に、医師、看護師、家族会、神父などが登場する。

 母と父、ロレンツォの現場は、彼らの五感と体感である。そして、それに根ざし、それに根ざさないプロフェッショナルの限界を超えて、偉業を成し遂げていく。

 人間とは何か、生きがいとは何か、そんなことを考えさせてくれる良質の映画であった。

 私自身も、親に窮地を助けられた経験があるし、考えてみれば子供に対する関わりもある。

 この映画を五感と体感で、体験しつつ、やはり何か大事なメッセージをつかみ始めているように思えてならない。

 <五感・体感の意義 2/10>

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