イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

渇望すること!

2007-08-16 | 第七章「光と復活体」

お盆休みも終わりごろになると、仕事や家事など元の生活に戻ることを考え始める。そして、ブルーマンデイではないがイライラする人も多い。

私も、この一週間のんびり羽を伸ばしたが、家族もいろいろしわ寄せもあり、ストレスが多い状態になっているようである。

そんな時、カウンセリングで有名なロジャースのパースナリティ理論を読み返すことが多い。1から19の命題からできており、私が人生で出会った最も難解?な文章でもある。

ただ、この理解の上で、混乱している方、そして混乱している自分自身に遭遇しても、より自然体でいられるようになった。身近な認知症の方などと対話する上でも心強い。

このパーソナリティ理論の中で、第4の命題というのがある。「有機体は、ひとつの基本的な傾向と渇望(Striving)をもっている。すなわち、体験している有機体を現実化し、維持し、強化することである。」(パースナリティと行動についての一理論 全日本カウンセリング協議会出版部より)

精神力動として、生き甲斐というか、渇望というかその凄まじさを感じたのは、お盆休みに行った足立美術館であった。

世界の足立美術館にしたいという足立全康氏の「渇望」が、日本一といってよい庭園、そして横山大観のコレクションとなったのだと思う。

また、忘れてならないのは、これが単なる個人の欲望ではなく、美といった普遍的な何かに関わることである。

足立美術館で撮った写真を添付します。

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