イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

風に吹かれて!

2007-08-07 | 第七章「光と復活体」

昨日は、原爆記念日であった。記念式の様子が放映されるとお年寄りたちは、悲惨な戦争のことを思い出すようだ。No more Hiroshima !  心から思う。

私の世代は、第二次世界大戦の悲惨さを残した時代に生まれた世代であるが、謂わば戦争を知らない世代である。青春時代は、世界的に世の中の不正に挑戦した時代を送っている。ボブディランの「風に吹かれて」は、世界的に公民権運動、ベトナム反戦などで歌われた懐かしい象徴的な歌である。

このボブディランの「風に吹かれて」は、彼が影響された元歌があったそうだ。No More Auction Block.という黒人奴隷の解放歌だそうだ。

最近、ギリシャ神話のペルセウスの英雄物語を読んだ。その中で印象的なエピソードは日本神話のスサノウ伝説に似ている。

エチオピアの王妃カシオペアが海の女神を怒らせて、王女アンドロメダが海の怪物の生贄にされようとしたところ、ペルセウスがこれを見つけ同情した。いざ怪物が海から現れたとき、ペルセウスは海の怪物に、先に退治したゴルゴンの首を、腰の袋から怪物の鼻先に取り出して見せる。この首は見たもの全てを岩に変えるというもので、怪物はそのまま大きな岩になってしまう。アンドロメダとペルセウスは後に結婚する。

人が人を傷つけたり殺したりする悲惨を前に、私たち人間は大昔から嘆き、救いを求めたのではないか?いろいろ考えさせられる。           

今月は平和を祈る月である。

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