寄り道研究所

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ファッションの持つ力を生かせる人になりたい、初めて思いました

2014年09月24日 | 日記
神戸ファッション美術館で開催されている「世界のファッション」



昨日は「ファッションの現在と未来を考える」と題して講演がありました。
上羽陽子さん、神田恵介さんのトークとなっていたのですが、神田さんはパリに出かけていて、スカイプでのトークとなって、途切れる、切れる、聞き取りにくい、なかなかのアクシデント続きでした。
それでも楽しくお聴きできたのは一流の方々ならではのお話だったからでしょう。

未来のファッションに興味があって聴きにいかせていただいたのですが、時間が短いのか、理解力が悪いのか、どうも心に引っかかる事が残っています。

民族衣装の定義、現代ファッションが民族衣装のテイストを取り入れて刷新していく事の考えをお聴きしたのですが...

インドのサリーを民族衣装と考えていますが、一部の地域で着られていたのを政府が推奨したので100年くらいの間に広まったナショナルドレスと言われるもので、インドらしいと言う広い意味での民族衣装じゃないそうです。

西欧から見ると変化のない長く続いているのが民族衣装とひとくくりで見られてる、その中で流行も、変化も続いています。
そう思うのは西欧が他民族にたいして無関心だっただけだからじゃないのか。

民族衣装とひとくくりにしたファッションの一部分を取り入れることで、珍しいものとして人の目を引くために使われているだけじゃないのか、などと考え続けているところです。

こんな疑問が...

・大阪のヒョウ柄は民族衣装となるのか
・民族衣装となるまで何年が必要か
・地域性が必要条件なら、通信、交通の発達で民族衣装は絶滅する運命にあるのでは無いか
・民族衣装のエッセンスがファッションで拡散することは民族衣装を絶滅へ追い込んでいるのではないか
・民族衣装のテイストを吸収することはファッションデザインとしてオリジナルなのか
・ファッションのオリジナルとは何か
・オリジナルを加工してしまえば、それは本物ではないのか
・カメラの撮影はレンズ、フィルム、撮像素子、電子処理で表示されているがオリジナルを歪ませているといえるか

カメラのことに飛んでしまいました。

オリジナルって何なんでしょうね。
上羽先生をお会いする機会もあると思いますので、是非ともお聴きしたいと思っています。

ファッション美術館へ向かう六甲ライナーは無人運転をしているので、運転席に座ることができます。もちろん、フタがされているので、操作はできませんけどね



ゴムタイヤで高架上を走ります



神戸ファッション美術館









ベーシック展示では、過去のファッションが間近で見ることができる露出展示になっていますので、きっとその迫力に驚かれると思います。
この特別展はもうすぐ終わりますが、普段の展示も見応えがありますから、また行くつもりです。

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