室長の部屋

那須烏山市のスクラップ回収業(有)ひらつね 経営企画室ブログ

身近な子どもの遊び空間を見直す(オープンスペース活用本論)

2020年09月27日 | 社会・経済
室長です。

しばらく更新が滞っていましたが、変わらず元気にやっています!

気付けば朝夕の空気が徐々に肌寒くなり、すっかり秋の雰囲気に包まれてきました。

この夏を思い起こすと、毎週末に近所の川に出かけて川遊びに興じたことばかりが思い出されます。まさに、春先のエントリーで論じた身近なオープンスペース活用を地で行く試みと言えます。

とりわけ、7月から8月にかけては、文字通り毎週末にどこかしらの水辺空間に出かけては、足を水に浸しながら網で小魚を追いかけ、時には泳ぎ回る子どもの水しぶきでずぶ濡れになるという実に楽しい時間を過ごしました♪















とある資料で目についた「川ガキ」という表現を借りるならば、水辺空間というオープンスペースに子ども達を川ガキに招待(リクルート)した訳です。

子ども達は本当に無邪気かつ自由。そして、川も懐が深いもので、そうした無邪気かつ自由な使い方を受け止めてくれます。生き物を追いかけたり水遊びをするのは序の口で、石を投げたり、石を組んでダムを作ったり、ガラス様の石を拾ったり、網を使って大人を追いかけまわしたり、湧き水の出所を探ったり、ちょっと溺れそうになったり、大岩の陰でかくれんぼをしたり…無数のアクティビティと身体経験が生まれてきます。

目の前の自然に対して生身の身体で体当たりしていく感じというのは、人工空間ではそうそう得られない原始的な体験ではないでしょうか。味わい方は人それぞれで(もちろん、川遊びにすぐ飽きてしまう人もいるけれど、それもアリです)、各人とも身体で遊びを創造している様子を見るにつけ、絶好の非消費空間であることを再確認した次第です。

しかし、意外と楽しんでいたのが何を隠そう、大人たちだったのではないでしょうか!?

子ども達に混ざって魚を追いかけ、冷たい川の水で顔を冷やし、お腹が減ればアユの塩焼きや蕎麦に舌鼓を打つ…なんとも贅沢な夏の過ごし方ではないでしょうか!

それがこんな身近な場所でさしてお金も使わずに手軽に味わえるとは、地方ならではの大きなメリットと言わずしてなんと言えましょうか。まさに、商業主義とは一線を画した(消費空間とは縁の薄い)オープンスペースの使い方と言えるでしょう。


こんなにも爽快な水辺を散歩していると、水辺にベンチとテーブルを広げて清流に足を浸しながらシャンパンを飲みつつ読書に耽る…という爽やかな夏の日曜日を夢想せずにはいられませんw
(川辺に浮かぶイカダ×カフェというのも、夏の観光コンテンツのコンセプトとしていいかもしれません!)


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