室長の部屋

那須烏山市のスクラップ回収業(有)ひらつね 経営企画室ブログ

水害の爪痕は深い

2019年12月08日 | 仕事と経営
室長です。

更新がすっかり滞り、非常に久々の投稿になってしまいました!

こちらはとりあえず変わらず無事にやっていますので、ご安心くださいませ。

しばらく更新しなかった言い訳になるのですが、台風19号の水害に伴う断水騒動などで10月の後半半分がすっかりペースを掻き乱されてからというもの、なんとなく心ここにあらずと言いますか、いろいろ予定していたものの歯車が狂ったこともあり、心身ともに落ち着かない状況がここまで続いてきたものでして、、

更に災害関連のイレギュラーな仕事もあったりして、例年以上に過酷な師走の繁忙期を目下迎えつつあるという状況で、ブログを落ち着いて更新するという気になれませんでした。

とりわけ影響の大きいのが、水害で出てきたゴミが集積された災害ゴミの仮置場の撤去作業。結局、弊社で対応できるのは廃畳だけでしたが、これだけでも結構労力を割かれる事態となっています。

弊社の通常業務への影響はさることながら、行政にとってこの災害ゴミの処分はかなり深いダメージを与えるのではなかろうかと心配になってきます。

市内の仮置場は4ヵ所あるのですが、そのうちの1ヵ所の様子を後々のための備忘録としてこちらに紹介します。





弊社ではその脇にこれでもかと積まれた約1000枚程の畳を撤去するという作業に従事しました。

その積まれた様子がこちら。



水を含んだ本畳は尋常ではない重さになっているため、とてもじゃないですが人力で一枚一枚トラックに積み替えるなんてできません。少しでも効率化を図るためにメカに頼ることになります。





周囲に充満する匂いで薄々気づいてはいましたが、水を含んで屋外に放置された畳はすぐに腐敗が始まり、クレーンでつかんで持ち上げるとモワモワと白い煙が出ていることからも絶賛発酵中であることがうかがい知れました。(なおのこと、人力に頼らなくてよかった…)

とりあえずこの現場の撤去作業は目途が立ち、災害からの復興に向けて微力ながらも関わることができたのは良かったのかなと。

もう少し落ち着きましたら、一連の作業や現場の視察を通じて感じた気づきを、今後の水害対策のフィードバックとしてまとめてみたいと思います!