室長の部屋

那須烏山市のスクラップ回収業(有)ひらつね 経営企画室ブログ

マルシェ開催で思うこと

2016年03月20日 | 地域計画
こんにちは、室長です。

本日、おそらく烏山では初めての本格的なマルシェ「烏山マルシェ」が山あげ会館前の広場にて開催されました♪



商工会祭り以外でこんなに賑わっている山あげ会館は見たことないです(笑)

那須烏山市内で民間が公共空間を使おうとすると、利用勝手の悪さ(利用基準が恣意的に不明確で、なかなか使用許可が下りないらしい)がハードルとして立ちはだかることをよく耳にしますが、このマルシェイベントはそうした悪習に一石を投じるものと期待されます!

主催者・参加者ともに30~40代の若手世代が多いように見受けられましたが、そうした層が果敢に既存の枠組みに挑戦していってまちをより良くしていきたいものです♪

ところで、烏山マルシェの告知ブログを読むとこんなメッセージが書いてありました。

              
物が溢れる生活、便利すぎる生活は
もったいない気持ちや、かんがえる力をなくす気がしてしまいます

値が張っても質のよいものをえらぶひとになる
口に入れるものはどんなものなのかよく考えてみる
シンプルで、すこしのもので豊かに暮らす
そんなライフスタイルって、むずかしいことじゃないのかも
こんな田舎でそんな仲間が増えたら、きっと楽しくなるかもね

毎日ちゃんと選んでる?
選ぶものはそれぞれ自由で、いいとか悪いとかないけど
それがいいと思って選んでいるかどうか
烏山に住み続ける仲間といっしょにちょっと考えたいなと思いました


なんとも芯のあるメッセージが込められたマルシェではないでしょうか。

確かに、何を選ぶかは各々の自由だとしても、「考えて選ぶ」という行為を通したか否かの違いはかなり重要ですよね。

誰がどんな意図で作ったのか分からないモノやコトを一方的に与えられ、消費しがちな私たちにとって、もう少し能動的な行為(=考えて消費すること)はもっと意識しても良いことでしょう。

消費活動だけでなく、まちづくりや政治においても……。

そんなことを、美味い豚汁や梨ジュースを頬張りながら思った次第です。

あなたに参謀はいますか

2016年03月09日 | 仕事と経営
こんにちは、室長です。

最近、「参謀」という役割/存在が気になっています。

参謀とは、王や将軍(=社長、リーダー)を補佐するアドバイザーのことでして、企業経営者やプロジェクトリーダーには必ずと言ってよいほど必要な存在です。

自社の後継者であったり、地元の若手組織の副○○というポジションについたりしていることで、(その能力の有無はさておき)参謀としての立ち回り方に意識を強めている今日この頃です。

これまであまり鍛えてこなかったノウハウなので、これを機にハウツー本的な書物を購入してちょっと勉強しているところです。ここ最近読んだのは、こんなところです。

〇『企業参謀ノート[入門編]』(大前研一、プレジデント社)

〇『日本史THEナンバー2 歴史を動かした陰の主役たち』(BS‐TBS『THEナンバー2』制作チーム、河出書房新社)

〇『続く会社、続かない会社はNo.2で決まる』(大塚英樹、講談社+α新書)

とりわけ一気呵成に読めたのは、大前研一の『企業参謀ノート』です。



これは同氏の『企業参謀』という教科書的なビジネス書を噛み砕いて要約した入門書という位置づけのものです。

その中に印象に残った頁があったので、ちょっと抜き出してみます。

「よく、「ひらめき型」の経営者と言われる人がいる。独自の発想のもと、人が考えもしなかったユニークな事業を発案し成功を収めるタイプの人だ。日本のみならず、アメリカでも創業から短期間に成長した会社のトップには、ひらめき型の経営者が多く見られる。
 ところが、企業の命題は長く存続することにある。その時々の環境に適応して、中長期的に安定した経営を続けていけるかどうかは、経営者の資質にかかっている。社長の「ひらめき」で成功した企業というのは、その名の通り一瞬の輝きを残して消滅してしまうことも多いのだ。だからアメリカにおいて30代で事業を成功させたようなIT経営者たちなどは、事業を成功させたら100億円単位の年俸で有能な経営者を雇う。事業に継続性を持たせるには、データでの検証などで十分条件を明らかにし、それを具現化することができる人材が必要だからだ。
 短命の企業をよく調べてみると、経営者がひらめき型で、かつ、その経営者の周りに参謀がいなかった――つまり「経営するチーム」が皆無だった、というケースが少なくない。特に日本企業の場合、それが顕著に見られる。健全な企業経営には、経営者と複数の参謀によるチームが不可欠だ。だが、日本には驚くほど参謀役のできる人材が少ない。これは、参謀に求められる論理的思考能力――「もしこうなったら、どうする?」を徹底的に考え抜く能力を開発する人材の育成を、日本の企業が全く考えていなかったからだ。ここが一番大切な能力であるにもかかわらず……。」(企業参謀ノート p47より抜粋)

同書で繰り返し言われるのが、「論理的思考能力=ロジカルシンキング」の必要性なのですが、これについては身の回りのいたるところで思い当たるフシがあります(苦笑)

自身の能力開発はさておき、室長には事業活動とコミュニティ活動においてそれぞれ参謀と呼べる(と勝手に思っている)人物が各1名ずついまして、この先様々な場面で助けを乞うことができそうです。そういう意味で恵まれていると言ってよいでしょう。

あとは自分自身が参謀たる資格を持てるように日々努力するだけなのですが。。

ちなみに本日、飲食店での支払いの際に財布を忘れてしまい、その参謀の一人にお金を借りました。参謀は困った時にお金も貸してくれるようです(笑)頭があがりませんねぇ。

ネット通販は難し

2016年03月07日 | 季節のスケッチ
室長です。

昨年、子どもが生まれた記念にとインターネットで苗木の記念樹を購入。

「紅千鳥(べにちどり)」という一重咲きの紅梅の品種です。

“紅梅かつ一重咲き”という条件にこだわってやっと見つけた苗木でして、購入したサイトのページ上ではこのような花が咲くとのことでした。



1月頃から赤い小さなつぼみができはじめて、花を咲かせるのをいまかいまかと心待ちにしていました…

ところが実際に咲いた花はこんな感じに。



紅梅ではあるものの、八重咲きの品種だったようです(涙)

水戸の偕楽園の「梅図鑑」で数ある中から選び抜いただけに、残念至極です。

とは言え、置かれた場所で咲きなさい、ではないですが、与えられたものを愛でることにしたいと思います(笑)この梅も置かれた場所できれいな花を咲かせている訳ですし。。

ネットでのお買い物もなかなか難しいものですね。