こんにちは、室長です。
本日は「近年まれにみる雪」とのことで、弊社は臨時休業です!
こんな時は家でゆっくり籠っていればよいものを、つい外出したくなってくるのが人情というものでして、室長もご多分に漏れずに外に散歩に出かけました(笑)
散歩とは言え、漫然としたものではなく、ちょっとした調べものをしに地元の図書館に行ってきました。
那須烏山市立図書館は、平成24年4月に指定管理者制度を導入し、サービス向上の途上にある図書館です。市内には図書館が2ヵ所あり、今回行ったのは烏山図書館(どちらかと言えば支館扱い)の方です。
那須烏山市のマスタープランや住民意識調査などの統計資料を探しに行ったのですが、5年以上も前の資料ばかりで期待した資料は見つからず、結局インターネットで資料探しをして帰ってきてしまいました…いやはや、足元の寒さも加わり、これでは家の方が(温かいコーヒーやお茶も飲めるし)作業環境が充実しているゾというのが実感です(苦笑)
以前、「休日の図書館に関する愚痴」というエントリーで図書館についてグチをこぼしましたので、その後、どのように変わったのかも興味があったのですが残念です。。
しかも、この図書館、絵本等の児童書のスペースは比較的充実しているのですが、調べものをしたいというニーズにはまだまだ十分に対応できていません。と言うのも、資料系のコーナーの近くには資料を広げて確認できるスペース(広い机とイス)がありませんし、一般図書のコーナーにもちょっと座って本を読むというスペースがほとんどありません。代わりにと言ってはなんでしょうが、廊下を渡った中二階には60~70名ほどが勉強できる学習スペースがありますが、わざわざそこまで図書を持って閲覧するというものちょっと煩わしいもの。書架からは全く目が届かないので貴重品も気になりますし。
そもそもこの学習スペースというものが曲者でして、利用者の大半が受験を控えた地元高校生の受験勉強スペースになっていまして、一般の利用はそれほどないのではと言うのが実感です。大きな図書館ならいざ知らず、図書館の図書を一切使わない人向けのスペースをそんなに贅沢に提供する必要がこの小さな図書館にあるのかと疑問を抱かざるを得ません。(元来からあの無機質なイスと机が嫌いだった!という室長の個人的好みは置いておいて)
そこで、図書館改善の私案です。
・中二階の学習スペースは思い切って半減
・中二階の空いたスペースに資料系の図書を配置する
→調べものをしながら閲覧できる
・資料系の図書が空いたスペースに一般図書の一部を移動
・それによって空いたスペースに閲覧用のイスや机を配置する
→ジュンク堂書店はもちろん、宇都宮の落合書店でもやっています
どうしても学習スペースが不足する場合には、例えば、地元の学習塾に働きかけて受験間近ではない学生(高校1~2年生)を対象に学習スペースを解放してもらう交渉をする(学習塾としては空きスペースを活用しつつ塾のPRができるかもしれない)といった方法があるのではないでしょうか。
などと考えながら帰路についた次第です。
帰り道には少しばかり道草をして、屋敷町の路地を歩きました。
屋敷町と言われるだけあって、周囲のエリアとはちょっと雰囲気が落ち着いています。こんなところを丹念にまち歩きするのもいいんじゃないでしょうか♪