室長の部屋

那須烏山市のスクラップ回収業(有)ひらつね 経営企画室ブログ

ガス溶接技能講習を修了

2012年09月03日 | 仕事と経営

こんにちは、室長です。

先週と今週の日曜日の2回にわたってガス溶接技能講習を受けてきまして、学科試験をパスして無事に修了しました♪

この講習は、可燃性ガス(アセチレンガスが代表的)と酸素を用いて金属を溶接または溶断(切断)するにあたり必要な資格を取るためのものです。労働安全衛生法において、ガス溶接に係る知識や溶接装置等の取扱い・点検・管理を学ぶことが規定されています。スクラップ業の現場においては、ギロチンシャーでは切れない大きな鉄くず等を細かく切断するにあたり、ガス溶断はしばしば重宝します。

民間の機関でも技能講習を実施していますが、調べていたところ栃木県の職業能力開発センター(栃木県立県央産業技術専門校の中にある)では半額以下の講習料で受講できることが分かったので、その日曜コースをさっそく受講することになりました。

講習内容はいたってシンプルで、13時間の講習時間(学科8時間、実技5時間)を経て学科テストを受け、一定以上の点数を満たしたら修了というものです。実技では具体的な取り扱いを学ぶことができ良かったのですが、それ以上に有意義だったのが学科の方でした。可燃性ガスであるアセチレンガスの特性(爆発範囲の広さや分解爆発の危険性、銅と反応して有害なアセチリドを発生させること等々)や支燃性ガスである酸素の特性など、普段あまり意識していなかった身の回りの物質の危険性についてかなり意識付けられました。今回の講習を忘れずに現場で安全なガス溶接作業に努めていきたいと思います!

今回の会場となった産業技術専門校は、いわゆる公共の職業訓練所です。宇都宮の平出工業団地の端っこに所在する立派な施設です。

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基本的には高校卒業者(宇都宮校では中学卒業者対象のコースもある)向けの職業訓練所のようです。今回担当してくれた講師はとても丁寧な方で、こちらの素朴な質問にも懇切に答えてくれて非常に好印象でした。授業の後半には、講師の計らいで休憩時間を利用して校舎内の施設見学や自動溶接機の実演もしてくれました。これでこの値段とは…かなりお得な講習です♪

喜び勇んで帰路につく際、「雷電神社」なる奇妙な看板を発見。ちょっと見に行ってみようかと思った矢先、土砂降りにたたられてしまいやむなく断念…雷さまのお怒りに触れてしまったのでしょうか(笑)帰って調べてみたところ、平出雷電神社と言うそうです。なんでも、群馬県の板倉町の雷電神社がその総本宮らしいです。境内には「撫でると地震を除けて自信が湧き出る“なまずさん”」が鎮座しているそうです。うぅむ、行ってみたい。。


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