室長の部屋

那須烏山市のスクラップ回収業(有)ひらつね 経営企画室ブログ

御用だ御用だ!

2019年09月17日 | スクラップ情報
室長です。

とある業界紙にて「廃棄物「置き逃げ」警戒」という大見出しで、引き取り先のない廃棄物が勝手にスクラップ業者に持ち込まれる「置き逃げ」について警鐘を鳴らしていたのが数か月前のこと。

ヤード内への不法侵入と言えば普通なら“盗難”が真っ先に頭に浮かぶものですが、処分が難しいスクラップや廃棄物が国内に滞留している昨今、処分に費用がかかるものを一方的に投棄していく“置き逃げ”が全国的に散見され、それに対する警戒も必要になるとのことです。



ちょうどその頃、弊社のリサイクルボックスでも明らかな廃棄物(リサイクル券が必要な家電や家庭の粗大ごみ等)が不法投棄される事案が数件立て続けに起きていたので、まったくの他人事ではなくいっそう警戒するように気を引き締めていました。


そして蒸し暑いある金曜日の夕方、その事件は発生しました。

リサイクルボックスの脇に車を横付けにしている車が遠方に見えたので、段ボールや古紙を入れてくれているお客さんかなと思っていると、なにやらカサのはる大きなものを車から出して地面に置いています。徐々に近づくにつれ、なんと明らかな廃棄物(衣装ケース)を白昼堂々「置き逃げ」していこうとしているではありませんか!

すぐに駆けつけて事情聴取を敢行。詳細は記しませんが、素直に謝らなかったので「それは犯罪ですよ!」と一喝して、すでに投棄していたゴミを持ち帰らせました。

ちなみに、その不届きな輩は高齢の夫婦でした。人生の晩年になってそんなつまらない罪を犯してしまうとは…と同情さえしたくなるような後味の悪い情けない感情が湧いてきました。

ネガティブな話はあまりここではしたくはないものですが、同じような残念なケースが生じないよう、注意喚起としてあえて記しておきたいと思います。

みなさまも「置き逃げ」にはくれぐれもご用心を!

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