こんばんは、室長です。
流行ネタに乗っかる形で恐縮ですが、この週末は復元工事を終えた東京駅丸の内駅舎に行ってきました♪
当日はあいにくの雨だったのですが、雨に煙るビル群をバックにした新・東京駅はなんとも新鮮でした。この駅舎は大正時代に建設(辰野金吾設計)されたもので、戦災により焼失した3階部分及びドーム屋根を今回復元したようです。確かに、復元前の八角屋根の姿よりもアクが強くてより個性的な気がしますね。
内部に施されたレリーフや宮城県で作られたスレート等、こだわりが随所にあるようです。一部の屋根には銅板も使われているようでしたが、緑青がふいて味わいが出てくるのはもう少し先のことでしょうね~
グランドオープンが10月1日のためか、駅舎の前のロータリーはいまだに工事中でした。駅舎がどんなに立派でも、目の前の駅前空間が貧しくてはちょっと格好がつかないですよね…改善が望まれます。
東京駅の駅舎と言えば、自身の大学進学にあたって上京した際に、田舎者の目に強烈に焼き付いた建築でした(笑)今でも訪れると当時の気持ちを思い出してちょっと気分が前向きになれる建築です♪
ちなみに有楽町の読売会館(村野藤吾設計、旧有楽町そごう)もそうした印象深い建築です。
*写真はwikipediaの「よみうりホール」の項を参照。
現在は主要テナントとしてビッグカメラが入居していまして、外見も大きく変わってしまい、残念ながら往時の良さは失われてしまっていますが。老朽化や耐震化の面から今後、歴史を感じる建築が減っていってしまいそうですね。。