「影響の輪」を広げる

向上心旺盛と自画自賛している中年おじさんのブログ日記

明治三陸地震の写真発見と原子力発見が、ほぼ、同じ時期。

2012-05-03 | Weblog

116年前(1896年6月15日)に起きた明治三陸地震の写真が、見つかった。

大津波に襲われた被災地の写真48枚。

新聞には、2枚しか掲載されていなかったが、セピア色を取り除いたら、今回の被災と変わらない写真だった。

大きく違うのは、放射能の問題は、当時には無かったこと。

この地震の半年前(1895年11月8日)の夕方、ドイツのレントゲンは、非常に透過能力の強いものが放電管から発生していることに気がつきエックス線と名付けた。

この地震の2年後の1898年に、キュリー夫妻は、ウランよりも数万倍も強い放射線を出すラジウムを発見した。

平行してラザフォードが、放射線には透過能力の違う2種類のもの(アルファ線とベータ線)があることを明らかにした。

この頃、やっと放射線を知った。

戦前、原子爆弾を開発し、原子力発電所もできた。

いみじくも、原子力も、116年程の歴史しかない。


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