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1歳の娘との生活と日々の出来事、想う事、旅行の事などなどなど

四国旅行その4 こんぴらさん参り

2006-03-19 01:08:45 | 国内旅行記(西日本)
 京都から帰ってきました。書きたいのにまだ記事にしていない旅行記がたまっていきます お出かけの予定が全て終了したので、記事書きに専念できそうです。よろしければ、お付き合い下さいませ

 さて、四国旅行その3 香川でさぬきうどん巡りの続きです。
 お腹を満たして向かった先は、こんぴらさんの名前で親しまれている「金刀比羅宮」。周辺に着くと、駐車場はこちらですよ~と手招きするおじさんが。導かれるまますぃ~っと駐車しちゃったのですが、隣のお土産屋さんで2,000円分買って下さいね、との事。うわ!カモられた!
 ・・・でも、足腰の弱い祖母がいるので参道に近い事は好都合。癪な感じはしましたが、お願いする事にしたのでした。
  
 旅行を計画するまで知らなかったのですが、本宮までは785段というなが~~い階段を上らなければいけません。私と母はともかく、祖母にとっては大変な事。という事で、祖母は家から栄養ドリンクを用意して来たのですが、「おばあちゃん、ドリンク飲んだ?」と聞くと、「あ、車の中に置いてきた!」という返事。
 ・・・おばあちゃん、肝心なところが抜けてるんだから
 
 籠で担いでもらう事も出来るのですが「恥かしいから」と拒否して、杖をつきながら上り始めた祖母。でも、100段くらいでもう疲れて汗だくです。「大丈夫かな」と思っていたら、参道のお店でオロナミンCを売っているのが目に入りました。祖母は、買ってその場で飲む事に。
 すると、効果てき面!たちまち元気になって、スイスイと階段を上り始めたのです!私と母はビックリ。「効いたみたい」と本人は言っていましたが、そんなに早くは効かないよ~。暗示にかかりやすいのね。

   
 大門、書院などを通って、目的の本宮まで上ります。途中、こんぴら狗(写真右)というかわいい犬の像に出会えます。参拝には、若い人もたくさん来ていました。中にはハイヒールで上る人も。いや~それはちょっと大変そうですよ。
 私は祖母と一緒にスローペースで上がったし、途中踊り場のようなスペースも多いために休みながら行けたので、思ったよりは楽に上れました。とは言え、最後の本宮に続く階段(一番上の写真)は私もちょっと辛かったので、上りきった時は達成感!この爽快な景色がご褒美です空が青いよ~。

  
 写真の左に見える山は讃岐富士だそう。きれいな形ですね。  

   
 頑張った分、ご利益がありそうなので(勝手)、一生懸命お願いをしてきました。おみくじは残念ながら末吉でしたが・・・。
 本当は1368段上れば「奥社」が見られるそうなのですが、行った事のある彼に「頑張った割には・・・」という感想を聞いていたので、私たちはここで引き返すことに。でも「あとは下るだけでらくらく~」と気を抜いてはいけません。手すりがないので、下りも結構大変です。最後に転んだら折角拝んだ甲斐がありませんからね。
 無事下界(?)に戻ってきた私たち。車に乗る前に、「灸まん本舗石段や」(写真右。リンク音有り)で一休み。お灸の形をした灸まんは、金毘羅名物らしいです。お茶とお菓子で200円ってお手頃。美味しかったしお土産用もお買い得だったので、3人ともそれぞれ知り合いに配るためにいくつか購入しました。
  
 ここで、全パワーを使い果たした母と祖母。この日の夜はぐったりでした空港近くの塩江温泉に一泊して、私たちは翌朝東京へ戻ったのでした。