ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

小児科専門医が群馬県桐生市やみどり市で流行している病気や,予防接種,アレルギーなどこどもの健康に関する情報を提供します.

使用率、初の6割超=チャイルドシート―警察庁・JAF調査

2013-06-12 14:40:50 | 新聞記事など
使用率、初の6割超=チャイルドシート―警察庁・JAF調査

チャイルドシートに関する記事が出ていました。「使用率、初の6割超=チャイルドシート―警察庁・JAF調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130612-00000060-jij-soci」

 記事によると「6歳未満の子どもの乗車時に義務付けられているチャイルドシートの使用率が今年4月に60.2%となったことが12日、警察庁と日本自動車連盟(JAF)の合同調査で分かった。」、とのことです。私は個人的には60%は低いと思います。40%の保護者は、チャイルドシートの必要性をしならないか、こどもが交通事故で死んでも良いと思っているのだと思うと恐ろしいことだと思います。
「調査によれば1歳未満は81.2%だったが、1~4歳は62.1%、5歳は38.1%で、年齢が上がるにつれ低下した。」とのことですから、1歳未満と、それ以上で極端に認知度が違うと思えません。やはり必要性を知っていても使用していないのだなと感じます。もし、必要性を知らないのであれば、それはそれで無知でこどもを危険にさらすのは止めて欲しいです。実際に交通事故にあってチャイルドシートがあれば助かったのに、使用しておらず大怪我をして後遺症に苦しんでいる患者さんを診療している小児科医としては使用率が低いことは大変残念だなと思っています。
 何があっても、こどもを車に乗せるときはチャイルドシートを使用しましょう。

ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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