最近報道されたワクチンについての判断について
最近報道されたワクチン接種後の死亡例について質問されることがあります。最近はポリオと日本脳炎に関して話題になりました。
ポリオに関しては
「http://www.jiji.com/jc/zc?k=201210/2012102900799&rel=&g=因果関係認めず=ポリオ予防接種の乳児死亡-厚労省」
記事によると「厚生労働省は29日、9月から導入したポリオ(急性灰白髄炎)不活化ワクチンの予防接種後の死亡例として報告があった1件について「現段階で接種と因果関係は認められない」と結論付けた。報告されたのは6カ月以上1歳未満の女児のケース。9月1日に接種し、変化なく過ごしていたが、同19日、入浴中に鼻血を出してぐったりし、翌日死亡した。」。
なくなられた方がいるのは残念です。しかし、ワクチンとの関係に関しては記事のように接種後19日経っているので、個人的には関係ないのではないかと思っていましたが、「同省の検討会では、専門家の意見を基に、鼻血が副反応として考えにくいことなどから、因果関係は否定されると判断した。」とのことで、やはりワクチンとの関係はないようです。
日本脳炎に関しては「http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000063-jij-soci
死亡2例、因果関係認めず=日本脳炎予防接種―厚労省小委」
記事によると「日本脳炎の予防接種後、岐阜県の男児(10)が死亡した問題で、厚生労働省の専門家小委員会は31日、因果関係などを検討、評価する会合を開き、「接種行為が関係した可能性は不明だが、ワクチンとの関連は低い」と判断した。」そうです。発表当初はワクチン接種後まもなくなくなられたので、個人的には関係有るのかなと感じたのですが、記事によると「専門家からは男児が発達障害で3種類の薬を服用し、うち2種類が併用を認められていなかったことや肝機能障害が見られたこと、注射自体が与えたショックの影響が否定できないとの意見が出された。」とのこと、やはりなくなられたのは残念です。しかし、薬のことや肝機能障害のことは、この記事で知ったのですが、ワクチンだけではないのかもしれないなと思いました。いずれにしてもワクチンに事故はつきもので、一定のリスクはあります。もちろん、リスクより疾病を防ぐという有益性がはるかに高いため事故は起きても接種は必要と言うことになります。
記事によれば「同会は引き続き調査が必要とした上で、「ワクチンの危険性が高まったわけではないので、予防接種の中止は行わない」とした。」とのことで今後も日本脳炎ワクチンは通常通り接種いたします。
(上記の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。
ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/
最近報道されたワクチン接種後の死亡例について質問されることがあります。最近はポリオと日本脳炎に関して話題になりました。
ポリオに関しては
「http://www.jiji.com/jc/zc?k=201210/2012102900799&rel=&g=因果関係認めず=ポリオ予防接種の乳児死亡-厚労省」
記事によると「厚生労働省は29日、9月から導入したポリオ(急性灰白髄炎)不活化ワクチンの予防接種後の死亡例として報告があった1件について「現段階で接種と因果関係は認められない」と結論付けた。報告されたのは6カ月以上1歳未満の女児のケース。9月1日に接種し、変化なく過ごしていたが、同19日、入浴中に鼻血を出してぐったりし、翌日死亡した。」。
なくなられた方がいるのは残念です。しかし、ワクチンとの関係に関しては記事のように接種後19日経っているので、個人的には関係ないのではないかと思っていましたが、「同省の検討会では、専門家の意見を基に、鼻血が副反応として考えにくいことなどから、因果関係は否定されると判断した。」とのことで、やはりワクチンとの関係はないようです。
日本脳炎に関しては「http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000063-jij-soci
死亡2例、因果関係認めず=日本脳炎予防接種―厚労省小委」
記事によると「日本脳炎の予防接種後、岐阜県の男児(10)が死亡した問題で、厚生労働省の専門家小委員会は31日、因果関係などを検討、評価する会合を開き、「接種行為が関係した可能性は不明だが、ワクチンとの関連は低い」と判断した。」そうです。発表当初はワクチン接種後まもなくなくなられたので、個人的には関係有るのかなと感じたのですが、記事によると「専門家からは男児が発達障害で3種類の薬を服用し、うち2種類が併用を認められていなかったことや肝機能障害が見られたこと、注射自体が与えたショックの影響が否定できないとの意見が出された。」とのこと、やはりなくなられたのは残念です。しかし、薬のことや肝機能障害のことは、この記事で知ったのですが、ワクチンだけではないのかもしれないなと思いました。いずれにしてもワクチンに事故はつきもので、一定のリスクはあります。もちろん、リスクより疾病を防ぐという有益性がはるかに高いため事故は起きても接種は必要と言うことになります。
記事によれば「同会は引き続き調査が必要とした上で、「ワクチンの危険性が高まったわけではないので、予防接種の中止は行わない」とした。」とのことで今後も日本脳炎ワクチンは通常通り接種いたします。
(上記の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。
ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/