ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

小児科専門医が群馬県桐生市やみどり市で流行している病気や,予防接種,アレルギーなどこどもの健康に関する情報を提供します.

外来抗菌薬静注療法に関して

2010-09-30 10:36:12 | 新聞記事など
外来抗菌薬静注療法に関して

 以前、外来での抗菌薬静注療法についてここに記載しました。
 今月の日本小児科学会雑誌に「市中肺炎患児における外来抗菌薬静注療法選択可能症例の調査」とうい論文が掲載されていました。
 軽症から重症まで「肺炎」というと入院のイメージがあるかも知れません。しかし、この論文によると重症はもちろん入院が必要ですが、入院していた中等症以下の肺炎でも、脱水や合併症などがないなど、40%程度は外来抗菌薬静注量法による治療が可能である。とのことでした。
 当院では、この論文にも記載されているセフトリアキソンによる抗菌薬静注療法を行っており多くの中等症以下の肺炎患者さんは入院を回避できています。

 そもそも、肺炎球菌ワクチンなどが普及してくれれば抗菌薬の使用量を減らすことができるのです。日本はワクチン後進国でワクチン普及が進んでいないのは残念です。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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群馬県の感染症発生動向 (週報)

2010-09-30 07:13:47 | 流行状況
群馬県の感染症発生動向 (週報)

群馬県の手足口病は減少し、藤岡、西部、館林から多くの報告がありました。

流行性耳下腺炎は利根沼田から流行性角結膜炎は前橋から多くの患者さんが報告されました。

 百日咳が館林から報告があまりした。

生後3か月を過ぎたら早めに三種混合ワクチンを接種しましょう。もちろん、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンも同時に接種することをお勧めします。

ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、BCGワクチン、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、インフルエンザワクチン、他などの予防接種ができます。

ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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