highdy の気まぐれブログ

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少々難技(?)の Win10 → Win11は大成功!

2024年06月08日 | パソコン



荷物の大きさと内部に3度びっくり
 きょうは、Windows のバージョンアップで難技
(正しくは「難儀」ですが・・・)をしたお話です。

highdy さ~ん、荷物が届いていますよ~!」と、階下から 紫陽花 の声が・・・。降りてみると、過去の厳重包装でも経験したことのないサイズ
(幅54cm✕長さ76cm✕高さ30cm)びっくりのデスクトップPCでした。
Windows11 にバージョンアップの依頼品で、少し古く SonyVaio シリーズでサポートも終了している PCV-A51Nという機種、確かに本体も大きいですが、ここまで大袈裟な梱包になるとは…。
(きっと、猫ちゃんも昔、PC輸送でひどい目に遭ったのでしょうね。)



現在は Windows10ですが当初は WindowsXP で、CPU 3.5Hz、2コア、メモリ6GB、SSDとHDD、マルチDVDを備え、TV受信も可能な、当時としてはかなり高価なゲーム機を改造したと思われる機種です。
 さて、電源を入れて作業を開始しようと思ったら、ウンともスンとも冷却ファンの回転音すらしません。
カバーを開けようにも初めての機種に悪戦苦闘、30分かけて取り外しに成功、中身を見てまたびっくり約10個のコネクタがバラバラに外れています。
もっと驚いたのは埃が凄いことに。肝心な大型電源部のファンカバーの汚れから想像はつきましたが冷却ファンの羽根にびっしり、3度目のびっくりです。特に酷いのは CPU の冷却ファンと冷却フィン約3~5mm厚さに固まっていて、CPU の暴走や火事にならなかったのが不思議なくらいです。

ゲーム機なので大きな電源部があります。


取り敢えず電源ファンはこの程度に


白く残っているのがファンのモーター部、フィンの四隅がファンの取付ネジ部

ネットで検索するも古い機種で基盤の様子が見当たらず、似た端子台が沢山あり、どれがどれだかさっぱり判りません。止むなく「経験と勘と度胸」により手探りで接続、なんとか起動に成功、Windows10 が立ち上がりました。一見メモリが少ないようですが、そこそこ快適に動きます。
万が一に備えて、先ずはデータのバックアップを完了。ここまでくれば、こっちのものと思ったのも束の間。

そうは問屋が卸さない!
 そう安く
この場合は「易く」)は問屋が卸さないのが、この世界。

Microsoft 社から Windows11 の 
ISO ファイルをダウンロードしたところ、某社の高速圧縮ファイルダウンロードソフトが勝手に起動、解凍してみると中身は同じに見えましたが、必要なところを書き換えてインストールしようとすると、そのアプリの使用を理由に拒否されしまいました。
 このアプリは個人情報を抜き取ることが知られている「やばい」(醜い表現で失礼!)ものです。

② 怪しいアプリを削除して通常のダウンロードをし、特定ファイルの必要な部分を書き換えてインストールしようとすると、Windows 更新
(アップデート)の際に問題になっているお馴染みのエラーコード「0x80070643」により、再度インストールに失敗

上記を無視して再度試みると、今度はアップデート中によく出る「0xB00700C1」及び「0x40003」により、またまたまたインストール拒否
  どうも、こまめに Windowsのアップデートが為されていなかったのがその遠因のようです。後でよく調べて見ると、どうやらマウスドライバが特殊なもののようで、依頼者に確認していませんが、Windows 標準ドライバでは多分マウスの動作が正常ではない筈だと思われます。

裏技は他にもPCのレジストリを書き換える方法など幾つもありますが、改めて
Rufusを使った方法でインストールメディアを作成・インストールに挑戦。
 実は、これは大変便利なアプリ
(無料版で十分で、私達が上記のインストールファイルを書き換えるなどの作業を自動的にやってくれる方法です。但し、作業時間では他の方法が1時間から1.5時間で済むのに対し、最も時間がかかる方法でメディアの作成・インストールで2時間余りの覚悟が必要になります。
分かっているなら最初から・・・と思われるでしょうが、highdy も含めて一般的な(若干の知識のある)多くの方は、早く済む方法を先に試みるものです。

その後のサービス
 その後はバックアップしたデータを元に戻し、不適切な設定を見直し、全体的なアプリの動作状況を確認して作業終了となります。
もちろん、非常時に備えてシステムの復元ポイントを作成し、それでも困ったときに備えて回復ドライブの作成もしておきます。
先ずは大成功!! めでたしめでたし。
 
 プロのお店ではこんなことはしません! そこまでやると商売ネタがなくなってしまいます。新しいパソコンのお勧めやPC修理が本来のお仕事ですからネ。
 Microsoft 社で USB入りWindows11 を買ってもリンクのような値段です。Amazon では 10,000円前後、怪しいサイトでは1,000円前後でインストール可能ですが、作業はいずれも自分でする必要があります。


お詫び:先程は読みづらいお見苦しい記事で大変失礼しました。
3台のPCを同時に操作していたので、校正済みをアップした
つもり
が、10か所以上も誤字・脱字が残ったまま投稿になっていました。
(6月8日 20:04訂正)




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コメント (2)
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