緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

思えば遠くへ来たものだ

2012年04月09日 17時22分48秒 | 季節
4月9月(月)   

 仕事のし過ぎと言えば、少しオーバーな表現ではあるが、月曜日は気分的にも張り切りすぎて、いささか狩人気分。季節がら天候も良くてひたすら仕事に邁進するのみ、そんな中でも思わぬ場面に遭遇するのも慣れたものと言っても、これも遭遇すると立ち止まってしまい、方向性を見失ってしまう。そんなこんなで、立ち止まり、現在地を確認して、解決策を行動と静止と思慮でカバーする他に手は無い。


柿の新緑が目にしみ始めるころ

 柿の木の新芽がだんだん広がる日々が始まったようで、車窓から新緑に彩られる風景が山間にも見られるようになり、枯れた風景の中に随所で新緑が目立ち始め、これも何とも言えず、切り取れば水彩画になり、絵心をくすぐられる気分でもある。季節の移ろい、自然の息吹、耳を澄ませば聞こえてくる新鮮な足音に、今年も同じ場面が繰り返されて、まるで始めて起こる出来事のように、赤児の誕生にも似て、見る者に驚きを与え、何とも大きな心に抱かれる。それにしても、人生も旅路とは言え、春の日差しの中で果てる先、思えば遠くへ来たものだ。