みんなの幼稚園

ひぶな幼稚園での子どもたちの様子
モンテッソーリ教育について紹介いたします。

幼児期に人生の土台を築く

2011年10月03日 | モンテッソーリ教育







本日は年少さんの参観日でした。
入園当初(5月の参観日など)から比べて成長が見られたでしょうか?

保育室では、自分のペースでやりたいことを十分にやれることを許されています。
その前提があるからこそ情緒の安定や落ち着きも生まれていきます。

自分で選んで始めたことだから最後まで成し遂げる責任も出てきます。

そして、何よりも行なっている活動の結果が目的だけではなくその過程を重視することにやって、『関わり方、つまり学び方』が身についてきます。

幼児期にこの学び方が身に付けばそれは一生を通して生かされていきます。

今、小学校で大きな問題となっていること。
それは、幼児期に「遊びが中心」だった子が、小学校に入って「学び」に急変した環境に対応出来ないということだそうです。


素晴らしい可能性を持って生まれてくる子ども達、しかし残念ながらその可能性はとりまく環境によって開花されずに終わってしまうこともあります。

かけがえのない一回限りの人生、大切な幼児期を整えられた環境で。。。

さまざまなことが自分の力で出来るようになる環境で、そこで子どもは自由を与えられ、自分から関わるという方法でごく自然に自立度を高めていく。
大切なことは、教え込まれて出来るようになるのではなく、あくまでも自発的活動から『できた』と言う瞬間に達し有能感を育てることです。

そこで私たちが気を付けなくてはならないことは、子どもの成長は人によって様々で、しかもいつも右肩上がりでいくわけではないということです。

すぐに結果を求めるのではなく、ゆったりとした時間の流れの中でゆとりを持って、子供の成長見守る姿勢が周りの大人の役目でもあります。

時には停滞しているように見えることや、遅行しているように見えることもあります。
日常の保育室でも、今日は少し気分が乗らなかったり、もしくはちょっと休憩をしたい…など、いつもいつもお仕事にまっしぐらなわけではありません。

今回の自由参観日やDVD「ひぶなの子」の様子は子どもたちのほんの一部ですのでもし気になるようなことがありましたら、担任や園の先生になんなりとお話ください♪




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