みんなの幼稚園

ひぶな幼稚園での子どもたちの様子
モンテッソーリ教育について紹介いたします。

日常生活の練習を園で行う意義

2010年09月02日 | モンテッソーリ教育
その一つは、家庭での教育を再現しているということです。

現在のように家庭内の仕事が便利になる以前は、家庭で洗濯・掃除・裁縫などの手作業を子どもの目の前でやっていました。

家事の合理化が進んだ現代では、なかなか直接体験することが少なくなった活動が、モンテッソーリ教育の「日常生活の練習」で再現されています。

 また、核家族化や少子化で家庭内活動が減り、更に直接体験の機会が少なくなって来ているのでその重要性は増しています。


次に、先生が子ども達に教える手順は、①正確に、②精密に、③順序正しく、④段階をつけて、⑤規律良く示されます。

子どもサイズで、子どものペースで示されます。秩序の敏感期にいる子どもは、完璧さを求めるので、私たちもそれに応えなければなりません。
 

三番目は、日常生活の練習の繰り返しで、子ども達が身に付けていく自立心や生活具術の習得が、今後の人生に大きく影響する点です。自立することで周囲への気配りが出来て、社会性を身に付けていくのです。


今日の緑組さんの風景

初めて保育室の風景を見学される方はよくこう言います。
『子ども達に何をさせているのですか? なぜこんなに静かなのですか?』

’させて’いるわけではありません。自由活動です。
’静か’なのは集中しているからです。
なぜ『集中』するかというと、自分の成長に必要な教具を、自由に、そして思う存分に繰り返し出来るからなのです。


『手を洗う』
準備から片付けまで自分一人で出来ます。
もしこぼれても大丈夫。 自分でふき取れば良いですし、誰も叱りません。
だから『次はこぼさないようにやってみよう』となるのです。

もしこぼして叱られたら・・・・
今度は『叱られないように』と間違った目的でやったり、
こぼしても隠したり、周りの目を気にしたり・・・
最終的にはやりたくなくなります。。。

手の清潔な洗い方を知るのは勿論、順序・秩序や水の入ったピッチューやバケツを運ぶと言った運動機能の発達、そして自信や自立・自律心が育ちます。



『洗濯』
保育室には先生が沢山います。
やり方が分からない子がいたらお姉さん先生が教えてくれます。


一人で出来るようになったらもう大丈夫♪
むしろ今度は全部一人でやってみたい。



その他の様子











9月?

2010年09月02日 | 日常風景
9月に入って暑さが増してますね。

気温をニュースで見てビックリする日々が続いております。
(他の地域はもっとひどい・・・)

どうやら本当に今年は異常気象のようで、『観測史上』とか『何十年ぶり』などニュースでよく聞きます。

そんな中、『天国』の釧路では・・・
2歳児保育のお友達が、遊学館横の水遊び場にお出かけしました。
私は同行できませんでしたが、ずいぶんと楽しんできた様子でした♪
(水をたっぷり吸い込んだオムツを持ち帰っていたので)


白・赤くみさんは、春採湖の遊歩道を通って博物館までお散歩に出掛けましたよ。



こちらは園庭様子


赤組さんに来ている実習生さんの紹介と出し物で大盛り上がりの園児達です。