青年学生キャラバンカーという、共産党中央が仕立てて全国に何台か回しているという若者向け宣伝カー(街宣車)が、富山県内に入ってきました。
一応、私も若い部類なので(共産党では)、この宣伝カーの運行とか弁士などのスタッフとしてエントリーし、乗車することになりました。
北陸信越地域での運行の様子は、キャンペーンCAR・北陸信越キャラバンで見ることができます。
この車で街をめぐり、党の議員や候補者や、さらにはまた普通のなんでもない若者がマイクを握って、政治に対する思いをしゃべったり、「仕事のことなら共産党」、「平和のことなら共産党」、「困ったことがあれば気軽に共産党へ」「消費税増税ではく、大企業と金持ちに応分の負担を」「製造業でのハケンはやめよ」などと、通行する人々(なるべく若い人へ)訴えまくるのです。
それにしても、こういう思い切ったデザインの車で訴えられるというのはうれしい限りです。無党派、無関心、選挙にも行かない、など政治や政党・政治家へ不信感を深く抱いている人が相対的に多いのが、若い世代です。(逆に、政治への怒りとか関心を強めて、急速に行動に移すようになるのも若い世代ですが)
その人たちへ、アプローチする努力はあらゆる活動で欠かせません。しかし、宣伝カー(街宣車)はとても威圧的な存在で、近寄りがたいものがある。マイクを握っていて、自分と市民との間にはいつも隔たりを感じるのです。その街宣車を、このような仕上がりにしてしまうのですから、この努力は本当にエライ。
車のデザインがどうのこうのではなく、そういう姿勢が大事。つまり、若者の感性とか、気持ちとかに政治に関わる僕らが近づけているかどうか、少なくとも近づこうとする努力を惜しまずはらっているかどうか。これが問われている。
チラシにしても、のぼり旗にしても、僕らのこと、活動や政策を多くの人に知ってもらう際に、形式に思い切ってこだわらないと、そっぽを向かれるのだ。
いいことを言って、いいことを書いていれば国民は共産党のことを理解してくれるというものじゃない。
富山でもこんな感じで若い人の感覚でデザインした車を1台を仕立てみたら、というか仕立てるべきだと思います。全国一若い佐伯めぐみさんという比例候補が富山県内で活動することになっているのだから、そのくらいはやったっていい。
25日、私は
小杉太閤山パスコ前 → 高岡ハローワーク前 → 戸出 アルビス前
の間、宣伝行動におつきあいしました。(画像真ん中で訴えるのが、佐伯めぐみさん)
戸出では、土日の保育園父子企画でごいっしょしたあるお父さんが、スーパーの駐車場でこちらを見つめて立っておられました。
「たまたま通りがかったら、坂本さんが見えたので、どんな活動をしているのか興味があって、一度聞いてみようと思って」ということでした。ありがたいことです。
夕方、JR富山駅前での本日最後の街頭宣伝の際、上映していたDVD「人間らしい働き方を」を最後まで観ていた30代青年がいたそうです。派遣切りにあい、仕事も住むところもないと悩みを打ち明けてくれ、即席の生活相談会になったとのことです。
本当に、若い人が希望を持てるように、共産党が悩みとか苦しみとか、受け止められるような活動をもっともっと展開しなければと思います。
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