曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

祈りの島 バリ

2019-03-15 | 絵  ①日本画
2月初め頃から取り掛かっていたバリ島の作品になんとか目途が立ってきました~~ 途中あれこれショッキングなことが持ち上がり、集中しにくい状況もありましたが、描いている時だけは、自損事故のことも、家族のことも忘れられる・・・ 娘に言わせれば『お母さんは描くことそのものが、お母さんの癒しになっているみたいね。』・・・ そうかなぁ・・・そうかもね・・・

バリは祈りに満ちた島。 バリでの初めての朝、朝食からホテルの部屋に戻ってくると、枕元に生き生きした花が一輪置かれていることに先ず感動、そして、ホテルの庭の小径に立つすべての小さな石像の頭の上にも一輪づつ生花が飾られている姿にほっこり・・・ 街中では、あちこちに寺院や祠があり、毎日人々がそれぞれにお供え物を捧げて祈っている姿を目にして、ゆったりとした時間の流れと和やかな雰囲気に心和むことが出来ました~~ 浴室の壁の下方に石を並べた装飾模様が施されていて、その細やかな優しさに感心して見とれていましたが、それと同じような装飾が街中の塀にも見つけることができました。

絵の仲間とウブドへスケッチ旅行へ行った時のことを懐かしく思い出しながら描いた、私のバリです。
完成までに、もう少し手を入れなければなりませんが・・・


F15 (652x530㎜)
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